姉とボイン(全二巻)

 ストーリー・慶介は血の繋がらない姉たち10人と同居をしているが、この姉たちは揃いも揃って美人&巨乳ばかり。こんな日常で男の劣情が爆発しないワケがない!ていうか爆発しまくりの日常なのだッ!!




 ・レンタル屋さんでひまじんレーベルのDVDを借りたとき、割引の員数合わせに借りたんですが、思いがけずにこっちの方が楽しめてしまったという、個人的に拾いモノ的作品。やっぱりアニメは見てみないと分かりませんね。
 本作は例によってPCゲームが原作だそうで、内容的には、ある男の子が大勢のお姉さん(的役割の人々)とバキバキ交わりまくるというだけのバカコメディです。
 ゲームであれば、それぞれの「お姉さん」を攻略するのに色々手順を踏まなければならないのでしょうが、アニメでは問答無用でいきなりハメまくります。そのコンパクトな展開が見ていて小気味良いです。
 ヒロインが10人と多いので、それぞれの持ち時間は3〜5分程度と短いですが、前述の通りムダを徹底的にそぎ落とした造りなので、エロとして薄いとか浅いとかの不満を覚えることもありませんでした。内容も和姦ありSM調教ありM男展開ありとバリエーションがあって退屈しません。
 何より「お姉さん」たちが皆可愛らしいキャラクターで、見ていて楽しい気分になってくるのは価値だと思います。
 またそれぞれの濡れ場が終わると、オチも余韻もなくスパッと場面転換になるシャープな演出も好印象。エロでドラマなんか面倒臭いという向きには、こういう割り切った作り方は大歓迎でしょう。
 作画もミルキーレーベルとしてはかなり上質で、女の子の表情のエロ可愛さはなかなかのモノです。
 またヒロインたちは全員スゴイ巨乳ですが、しかしいわゆる魔乳というほどのグロテスクさは無く、健康的な、まさに「ボイン」という風情に描かれているのは個人的に好感が持てました。
 「抜ける度」は3に少し足りないくらい。オッパイ星人の人や、ママに甘えたいという嗜好の人は一点プラスくらいに感じられるかもです。良作。
(彩雲11型)


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