山姫(あけび)の実
第二巻 真砂絵
ストーリー・M女調教サイトに母が出演しているのではないかと疑う和也。そのサイトでは閲覧者参加の乱交パーティーが催されることになった。和也は真相を確かめるべく、パーティーに参加を決めるが・・・・
・schoolzoneさんから第一巻が発売された作品ですが、この二巻はミルキーさんにレーベルが移っています。その間の経緯につきましては浅学にして存じません。 さて本作は「実のお母さんがM女になって乱れ狂っていたら、アンタどうしますか?」という実に恐ろしいタブーを扱っており、いくらエロとは言え、少なくともアニメでは滅多に見かけないテーマですから、作品の個性化、差別化という点では群を抜いています。文芸作として、これは誇っても良いポイントと言えましょう。 しかし何故「実のお母さん」モノがあまりないのかと言えば、タブーということ以上に、「お母さん」にチンコ勃っちゃう男子というのがあまりいないからでもありましょう。 最高の侮蔑表現として「マザーファッカー」があるのは、それが男子にとって「考えたくもない」イヤなシチュだからに他なりません。 と考えれば、「母」が性の対象となる作品が、商用エロとして成立しにくいのも、むしろ当然かも知れません。 よって本作も、「母がM女として目の前で調教される」というエロとしてのキモが、そのまま弱点になってしまっている感もあります。 つまりフツーの男子であれば、「エロいな、抜きたいな」と思うより、「勘弁してよ、こんなの見たくないよ」という反応をする方が当然と思われ、実際オイラもレビューを書く必要がなければ逃げ出したかったです(^^) 逆に言えば、「お母さんとエッチしたい!近親相姦上等!」という嗜好の人にはこの上ない美味しい作品でもありましょう。つまり見る人を最初から選ぶと言えそうです。 この二巻は、一巻とはビジュアルの印象が少し異なっており、ヒロインの真砂絵さんはより肉感的な熟女体型に描かれています。 アチコチにムダなお肉が付きまくっており、お腹も段バラ状態。それが汗ビッショリになって悶えまくるのですから、声優さんの熱演とも相まって、熟女エロスとしてはなかなか迫力があります。普通の人妻モノであれば、オイラも抜きたくなってしまったかもしれません。 二巻の「抜ける度」は2.5。しかし近親相姦タブーが気にならない人ならば、もっと高得点を献じたくなるでしょう。(彩雲11型)
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