姉汁 THE ANIMATION〜白川三姉妹におまかせ〜

 ストーリー・白川悠は、離ればなれになっていた義姉たちと10数年ぶりに同居することになった。美しい姉たちとの楽しい生活・・・になるはずが、思わぬトラブルに巻き込まれて・・・・




 ・2006〜2007年にかけてピンパイさんから頒布された作品で、原作としてPCゲームがあるそうです。
 内容的にはよくある「お姉さんハーレム」ものであり、キーアイテムをきっかけとして、大人しい少年が「お姉さん」たちを喰いまくるという展開になっています。
 正直言って、全体のシノプシスも、ドラマの進め方も、さして面白くはありません(スイマセン)。
 「呪いのビン」に命じられて、姉たちの汁(愛液)を集めるというアイデアのアホらしさはまあ良いとしても、それが上手くドラマ展開に活かされていない感じです。
 と言いますのも、別に「呪いのビン」なんてアイテムが絡まなくても、姉たちは可愛い弟とエロエロ交わるべく、入れ替わり立ち替わりアタックしてきますので、「汁集め」がドラマを牽引する役にまるで立っていないのです。
 また「呪いのビン」の魔力によってなのか、飼い猫が突然少女の姿に変身したりというシーンが挿入されますが、彼女(ネコだけど)が何か重要な役割を果たすわけでもなく、まして主人公とハメるでもないという、構成のぞんざいさは気になりました。
 一方で、濡れ場そのものは、さすがに老舗レーベルらしいソツのない仕上がり。姉たちの可愛さ、エロさ、そしてその柔らかいお肉に埋もれまくってエー気持ちという、エロコメならではの楽しさが良く出ています。
 作画は特に上質とも言えませんが、脳天気な内容にはマッチした絵柄であり、まずまず及第と言えましょう。
 総括しますと、ストーリーやドラマ構成に見るべきモノはありませんが、エロ可愛い年上女性に甘えたい向きには、その雰囲気を手軽に味わえるアニメとして悪くないかも知れません。
 「抜ける度」は2.5。
(彩雲11型)


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