エンジェルブレイド・3
ストーリー・クローエとイレーヌを相手に苦戦を強いられるエンジェルブレイドだが、ミスティシャイアと名乗る謎の人物の協力を得て反撃に成功、敵を撃退する。しかし聖流は学院長に捕らわれ、散々に陵辱されてしまう。エンジェルブレイドは彼女を救えるのか?一方、ファントム・レディの手に落ちた響香の運命は?
・シリーズの完結編です。一巻と二巻がまあまあだったので、三巻目(最終巻)も出たら見ようと思っていたのですが、レンタル屋さんで見つけるまで、発売されたことに半年近く気が付かなかったというドジな彩雲です。トホホホ。 しかし結果から言うと、急いで見る必要など全くなかった作品なのでまあイイや。いや〜ムチャクチャつまんないです、3巻目。 今回は今まで寸止め扱いだった聖流ちゃんがようやく犯されるというのがエロのキモとなっていますが、そのシーンのテンションの低さは目を覆わんばかり。 「あ〜、ようやく私の出番ですの〜?何か今さら〜みたいな〜」 ってノリでエロくも何ともない。画面の向こうに制作者のリビドーが全く見えないのです。ひどすぎ。 さらにはエンジェルブレイドと聖流の百合シーン、触手陵辱と美味しい展開が続きますが、これもちっともやらしくない。正直オイラのチンチンはピクリともしませんでしたよ。年だから?イエイエそればかりとも思えません。とにかく作り手のやる気の無さが満ちあふれている仕上がりなのです。 ストーリーの方も、2巻目のレビューでも指摘しましたとおり、何ら決着も付かず、提示された謎もそのままにして幕引きといういい加減さ。エヴァンゲリオン以降こういうのが半ば当たり前になってるとは言え、ちょっとひどすぎると思います。のうのうと続編を作るつもりなのかもしれませんが、全三巻と銘打ってる限り、それで全てを完結させるのが当たり前の誠意でしょう。 スタッフ(=監督の大張氏)にとって「アニメを作る」ということは何なのでしょうか。納期までに何かいい加減な絵が動いてるフィルムを収めとけばそれで良いというモノなのでしょうか。 対価を払って(例えレンタルにしても)作品を見る人を「面白い」と唸らせたり、感動で泣かせたり、エッチな気持ちにさせたり、そういうことが嬉しくてエンターテナーをやってるんじゃないのですか?そうであって欲しいとオイラは思うのですが・・・。 いずれにせよ、スタッフにプロとしての誇りが感じられないような気がして、エロがどうとか言う以前に作品としてダメを出したい気分にさせられました。 「抜ける度」は1です。(彩雲11型)
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