エルフの双子姫 ウィランとアルスラ

第一話「恥辱の処女調教」

 ストーリー・アルスラとウィランは双子の美少女であり、エルフの王族だ。ハーフエルフのダーシュラスはその2人を誘拐し、惨たらしいセックス調教を施し始める・・・・




 ・2009年にこっとんどーるレーベルから発売された作品で、原作としてPCゲームがあるようです。
 サブタイに「第一話」とありますし、内容もプロローグっぽいので、何巻分かのシリーズ化が予定されていたものと思われますが、その後何年も続巻発売のアナウンスが無いため、もしかしたら打ち切りとなってしまったのかもしれません。
 ジャンルとしてはエルフ娘調教モノで、勝ち気でマニッシュな妹エルフと、気弱でおしとやかな姉エルフを対比して見せるという、ウチの看板小説「奈落の森の聖姉妹」と同じ構成になっていて親しみがわきます(^^)
 難点は、肝心の濡れ場が平板なこと。
 妹と姉はそれぞれに責められて処女を奪われますが、媚薬等を使うわけでなし、ネチっこい言葉責め、羞恥責めがあるわけでなし、同レーベルの快作「戦乙女ヴァルキリー2」と比べると甚だしくエロとしての迫力を欠いています。
 こういうジャンルのものは、「激しく拒みながらも官能に打ち負かされて堕ちていく」というノリが感じられないとダメだと思うのです。
 何だかヘンテコ&レトロな演出も多く、「尻を振ってダンスをして見せろ」という責め方など、大昔のBON企画ビデオを想起させられて、エロいというよりも笑ってしまいました。
 それでもシチュ自体は美味しいこと間違いありませんし、ヒロインらのグラマラスでコケティッシュなビジュアルも悪くありません。続巻を期待したいのですが・・・・
 この一巻目の「抜ける度」は2.5とします。
(彩雲11型)


→戻る