エスカレーション Die Liebe

 ストーリー・(本文参照)(添附画像はcametan様提供のものです)






・抜ける度1

14年ぶりのくりいむレモンの新作、新世紀くりいむレモン第一弾。
前作エスカレーション3〜天使たちのエピローグ〜ではくりいむレモンの立役者、富本起矢氏が抜けていたが、今回は復活。
ただし、そのために、前作エスカレーション3〜天使たちのエピローグ〜は無かった事にされているようだ。
つまり、これはエスカレーション2〜禁断のソナタ〜の正統的な続編であり、ダイハードシリーズで言うとダイハード3みたいなカンジになっている(意味分からんか・笑)。

好きな人は好きだろうし、上記のようにエスカレーション2〜禁断のソナタ〜の正統的な続編を観たい、って人には向いている。しかしながら評点が辛い、って思う向きもあるだろう。単純に個人的な好みの問題である。
正直言うと、夜勤病棟を見ちゃうと「取り立てて特徴があるアニメ」とは思えない、って事である。また、世徒ゆうきのアニメ作品に比べてもねちっこくない。全体的にあっさりとしすぎてるのだ。
くりいむレモンはブランド名としては伝説化してはいるが、既にアダルトアニメ、と言うジャンルが確固とした地位を確立してしまった今では、単純に"One of them"としか評しようがない、ってのが個人的な本音。だから点が辛くなってしまった。
が、ノスタルジーに浸りたい、って人はこの限りではない。

以下、ネタバレありのあらすじ。
今回は主人公が変わって、岬トモエと言う少女が主人公。



彼女はコンプレックスの塊。優秀な兄と比較されて両親に愛されてない、と感じている。また友人らしい友人もいない。
キャラ設定的にはまるでダメ子である。
ある夜、彼女は寮生活を営んでる敬愛芸術専門学園にいる事に嫌気を感じ脱走を試みるも、上級生で3年生の小松崎リエに見つかってしまう。リエはトモエに優しく、部屋に帰るように諭す。
この時からトモエはリエに惹かれていく。

しかし、噂では、学生総代であるリエは、規則を破った生徒には厳しく、規則違反を重ねた生徒には、懲罰室でそれら生徒に鞭による制裁を加えているとの事。しかしトモエが見たリエは優しく魅力的な先輩であった。トモエはそのギャップが信じられない。





だが、噂が本当だとすると・・・トモエはついつい自分がリエにお仕置きされる事を想像して(お約束の?・笑)オナニーをしてしまう(しかもいきなり体育倉庫?で・笑)。








オナニーでエクスタシーを極めると自己嫌悪に陥るトモエ。

「私ってなんていやらしいんだろう・・・。最低だわ。」

そうだお前はド変態のドMの淫乱雌豚だ(笑)。これでこのキャラの役割が確定しました(笑)。
しかし、そんなド変態の(笑)トモエにもリエは優しく接してくれる。いつも一人ぼっちのトモエを見かねて、テニス部に所属する事を薦めてくれる。
ここで衝撃的な事実。何と、エスカレーション三羽烏の一人、ミドリの苗字が大森だ、と言う事が判明する(笑)。しかも彼女はテニス部のキャプテンだったのだ(笑)!何と言う事でしょう!今までんな設定あったんか(笑)?



リエに薦められたテニスに打ち込むトモエ。練習で敬愛芸術専門学園テニス部キャプテン・大森ミドリ(笑)に勝つ位に腕を上げたと思われたが・・・。
しかし、練習試合後の部室で、他の部員がリエ・ミドリを囲んで噂話をしてるのを立ち聞きしてしまう。まずはトモエがリエに好意を寄せてる、と言う事がバレてる、と言う事。そしてリエとミドリが公認のカップルだ、と言う事。また、ミドリがトモエに自信をつけさせる為手加減し、わざと練習試合を負けたと言う事。
やがて冬休みが訪れる。全寮制の敬愛芸術専門学園では生徒の親たちが娘を迎えに来るが、トモエにはそれもない。トモエのコンプレックスは頂点に達し、全ての生徒が引き上げようとする中、リエの部屋を訪れる。



「トモエさん、わたしにどうして欲しいの?」
「本当の事を言っていいですか?」
「ええ。」
「ヘンだって思わないですか?」
「思わないわ」
「わたし、わたしリエ先輩の事が好きなんです。大好きなんです。だから、リエ先輩にお仕置きして欲しいんです。メチャクチャにして欲しいんです。」



とうとうド変態のドMである事をカミングアウトしたトモエ。みなさ〜ん、フラグが立ちましたよ〜(笑)。

しかし、こっちのコーフンとは別にクールなリエは静かに答える。
(そー言えば、書き忘れてたけど、ここではここまで、リエは前作までとうって変わってクールなキャラで通してるんだよな。)

「いいわ、トモエちゃんにわたしの本当の姿を見せてあげる。わたしの尊敬するナオミお姉さまの別荘に連れて行ってあげるわ。」

おまたせしました、元祖女王樣キャラ、ナオミお姉さまの登場です(笑)。



そして何故かその場に、テニス部キャプテン(もうエエっちゅーんじゃ・笑)大森ミドリの姿も。



ミドリは言う。

「でもね、リエは君が思ってるような人じゃないんだよ。ほら、ご覧なさい。」

トモエの視線の先には・・・。



何と、リエの秘密とは、リエこそが元祖ドM、ド変態の淫乱雌豚奴隷だったのだ!
(ってか、こっちは知ってるけどさ・笑)

とまあ、こんな感じで、あとは基本的にリエとトモエのSMレズプレイに突入、って感じです。
見ようによってはエスカレーション2や3の焼き直し、ってば焼き直しに見えますけどね。お好きな人にはどうぞ、って感じです。
cametan

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