Ｍ・Ｅ・Ｍ 〜汚された純潔〜
Ｋａｒｔｅ Ｎｏ.１「白衣の鬼畜」
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ストーリー・近未来・・・。凄腕の女体調教医師として知られるジャックは元軍人だ。汚職政治家を追って彼の病院に潜入したルポライターの千春は、姉である看護婦の千里が、そこでマゾ奴隷とされていることを知ってショックを受ける。一方ジャックは、元上官である人妻、由利の調教に取りかかる。
・アイルの同名人気ゲームをピンパイがアニメ化したものです。 内容は全編これ調教シーンという感じで、登場キャラが多いために１人１人の持ち時間は短い感がありますが、密度がグッと詰まっている感じでお買い得感はあると思います。 またそれぞれのキャラがそこそこに立っており、そのパーソナリティや境遇を無理なく説明しながら調教もしちゃうという巧みな構成になっているので、なかなか飽きさせない、丁寧な作りです。スカスカダラダラした作品も多いピンパイにあって、これは評価するべき美点でしょう。 問題は、主人公ジャックのスキル描写がぞんざいなことと、被虐味が薄いことでしょう。 ジャックは「伝説」と化している凄腕調教師というふれこみなのですが、やっていることは通り一遍のディルドープレイですとか、ちょっとした媚薬注射くらいです。あれならちょっと練習すればオイラにだって出来そうで、「伝説」の調教師という説得力にまるで欠けています。 また調教される女の子たちもイマイチ緊張感に欠けていて、「調教なんかされたくないッ！」という悲愴なノリが感じられないのは残念です。そこそこの抵抗を示すのは人妻の由利さんくらいでしょうか。 まあ前述の通り中身が濃くて実用性は高いですし、作画もそこそこ良いので、水準以上の仕上がりとは言えると思います。未来のオハナシという感じにして、レイプだ調教だというデリケートな素材に必要以上のリアリティを持たせなかったことにも好感が持てます。 １巻の「抜ける度」は３です。（彩雲１１型）
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