爆乳BOMB

#1 看護士 立花薫 病院の中は煩悩がいっぱい。

 ストーリー・立花薫は超ドスケベな看護婦。今日もその爆乳を振り立てて、入院患者たちのチンコを喰いまくるのだ!




 ・2009年の末に
「ちちのや」というレーベルさんのデビュー作として発売された作品です。
 レーベル名からして、爆乳モノをもっぱら手がけていこうという戦略らしく、本作も「乳」を前面に押し出した商品となっています。
 尺が20分弱と短く、その分廉価なパッケージとなっていることでも、上手く他社との差別化を図っている感じです。
 それが成功するかは別として、なるべくレーベルの独自性を出していこうとする取り組みぶりには、「意気や良し!」と応援したい気分になりました。
 一方で、本作自体の内容を評しますと、今ひとつ詰めが甘い感じです。
 グラマーな淫乱看護婦が、患者たちと一日中ハメまくるというシノプシスはシンプルで悪くないと思うし、ドラマが無い分エロシーンだけで見せきろうという壮図も分かりますが、そのエロシーンがどうも単調で、全体にダランとしたテンションになってしまいました。
 「私は超淫乱な看護婦!動けない患者さんたちを一日中犯しています!」なんつって始まる導入部はナンセンスな面白さが出ていてワクワクするのに、その後はリピートだらけの手抜きっぽい動画が延々と続くだけなので、どうしても退屈してしまいます。
 声優さんたちが自分で考えてアドリブっぽいセリフを喋るあたりも、「間が持たないから何か言わなくちゃ」という感じで、「くノ一学園忍法帖」が強く想起されました。つまりは演出がヤッツケなワケです。
 アングラっぽさ、馬鹿馬鹿しさが、上手く「味」として昇華されればバケる作品だとも思うのですが・・・
 「抜ける度」は2。
 ちなみにアニメの動きは手抜きっぽいですが、キャラ絵そのものはシャープだし可愛いし色っぽいしで悪くないと思います。
(彩雲11型)


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