爆乳BOMB

#2 美人妻 椎名美咲 昼間の団地は秘密がいっぱい。

 ストーリー・椎名美咲は美しくグラマーな若妻だ。スゴイ近眼の彼女は、ある日外したメガネの置き場所を忘れて室内をウロウロ。そこへマンションの管理人が訪れて・・・・




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「ちちのや」レーベルさんのデビュー2作目ですが、実際には一作目、三作目と同時発売になっています。
 短い尺、リーズナブルな価格設定、巨乳もの、という商品としてのパッケージも同一で、明らかにソレを戦略として売っていこうとするレーベルさんの壮図、意気込みが分かります。
 そうして独自色を出していこうとする姿勢は尊いと思うのですが、しかし少なくとも本巻の場合は、それが上手く活かされなかった恨みがあります。
 内容的にはシンプルな人妻調教モノであり、目の悪いメガネ主婦を上手くダマしてロクでもない契約書にサインさせ、淫売婦に仕立てていくというアイデアは面白いと思います。
 しかし尺が20分弱と短いので、奥さんはハメられてすぐにヨガりだし、5分もすれば立派な淫売婦になってしまいます。
 こうしたジャンルのものは、貞淑な人妻が快楽漬けにされ、心ならずも堕ちていくという過程が美味しいのであって、それを「奥さんを犯します!」「ええ、困ります!でもキモチイイから売春婦も楽しそう〜」とやたらコンパクトに見せられては、エロとして楽しむことが難しくなってしまいます。完全にギャグです。
 よって、このシリーズの独自性自体は結構だと思う一方、この内容ならもっと長い尺でじっくり見せて欲しいなという不満が募りました。
 作画は垢抜けない味ですが、ヒロインの肉感的な魅力が上手く表現されており、CVの可愛らしさと相まって、印象はそう悪くありません。
 「抜ける度」は2と少しです。
(彩雲11型)


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