平成ハレンチ学園

 ストーリー・あのハレンチ学園の卒業生、山岸とイキドマリは、その後教師となっていた。初の赴任先は「晴れのち学園」。女子校に2人だけの男性教師とあって、山岸たちはウハウハの生活を満喫するが・・・・




 ・
1997年にピンパイさんから頒布された作品で、47分という変則的な尺になっています。
 オイラは昔の「ハレンチ学園」は読んでいましたが、成年誌に描かれたらしい「平成ハレンチ学園」は未読でして、だから本作がそれを原作としているのかは分かりません。
 ストーリーは、「親分」こと山岸クンが女子校の教師となり、そこで再会したかつての教師たち、そして十兵衛ちゃんたちと一緒にエロい大騒ぎを起こすというモノです。
 非常にバカバカしく明るい内容であり、往年のハレンチ学園のような、陰惨、凄絶な展開は全くありません。
 
つまりギャグコメディと割り切って作られているわけで、そのこと自体は良いと思うのですが、如何せん見ていて少しも面白くありません。
 ドラマは類型的すぎて退屈ですし、ギャグも古くて寒くてスベリまくっている。
 エロシーンはそこそこ多いものの、いわゆる永井エロスですから、少年誌で見たらイヤらしく思えたとしても、純然たるポルノメディアである「エロアニメ」でそれをやられても全くエロくない。
 
以前にも、永井マンガはエロアニメの原作にはあまり向いていないのではないかと書いた気がしますが、本作でもその印象が覆ることはなかったわけです。
 それでも作画さえ良ければまだ楽しみようもあった気がしますが、これも相当に低レベルで、作品の野暮ったい雰囲気を助長してしまっています。
 オイラ的に黒髪が魅力だと思う十兵衛ちゃんも、何だかキャバスケみたいな明るい茶髪に作画されていてガッカリでした。
 「抜ける度」は1。
 
キツイ言い方かも知れませんが、ビッグネームの御威光で手軽に儲けようという企画の安直さが透けて見えるような気分にさせられました。(彩雲11型)


→戻る