姫騎士 ANGELICA
第1夜 復讐されるプリンス
ストーリー・エルフの国、ロートシルト王国。そこに1人の男、エルがやって来た。王妃クリスを激しく憎む彼は、その娘である姫騎士アンジェリカを手始めに、陰湿な復讐劇を開始する。
・ミルキーレーベルさんから頒布された作品で、原作はPCゲームだそうです。 内容的にはエロをからめた復讐劇であり、過去に女に裏切られた男が、「あの女許せねえ。一族郎党ヒドイ目に遭わせてやるぜ!」などと力んでレイプをしまくるという、非常に手前勝手なバカ犯罪者譚となっています。 一巻目のエロシーンは以下の4つ。 (1)冒頭、ヒロインの女騎士アンジェリカが男に囚われ、ローターでイク寸前まで責められて降参。そしてバージンブレイク。 (2)男はアンジェリカ姫の妹と結婚することになり、ロリ風味のその娘とラブラブエッチ。 (3)男はアンジェリカの母であるクリス王妃のところへ夜這いをかけてレイプ。噴乳もアリ。 (4)男とアンジェリカの青姦。イラマチオをさせられ、貞操帯を付けられる。 という感じです。 いずれもシチュとして美味しいですし、声優さんの演技も健気でグッド。しかし何故でしょうか、少しもエロく感じません。 考えてみるに、エロとして薄いのは、制作者がそもそもイヤらしいモノを作ろうという熱意をさほどに持ち合わせていないからだという気がします。 エルフの姫騎士を犯す。その母親を熟女レイプする。ロリを貫通する。どれも定番のエロいシチュであり、とにかくそれを絵にして動かしたんだから文句はないだろうという感じ。 エロはただルーチン通りに作れば良いモノが出来るわけではありません。制作者それぞれが独自に持つ暗い情念のようなモノを込めないと、視聴者に「興奮する!抜きたい!」と思わせる迫力は生じ得ないのではないでしょうか。 要するに「仏作って魂入れず」ではダメなのであり、本作はその範疇に入ってしまっている気がします。 一巻目の「抜ける度」は2に少し足りないくらい。 ちなみに作画はミルキーレーベルとしてはかなり上質で、それだけに尚更エロとして盛り上がらないのは残念です。続巻でのテンションアップに期待します。(彩雲11型)
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