姫騎士リリア Vol.02 恥辱の輪姦刑
ストーリー・クーデターによりルーフェン王国を乗っ取った王子ディルクは、義母である王妃レイラを手込めにし、妹リリアの処女をも奪ってしまった。リリアの聖なる魂は、残らず魔族のエナジーとなってしまうのだろうか?・・・
・PIXYレーベルさんのデビューシリーズ2巻目です。 前巻は導入部という感じでエロの尺もそれほど長くはありませんでしたが、この巻では尺の大部分がエロに割かれています。これは歓迎したいところです。 エロの流れとしましては、 (1)レイラ王妃がディルクによって触手陵辱 (2)リリアが白騎士団(親衛隊)を相手に複数フェラ、スパームがぶ飲み(笑) (3)ディルクによってリリアロストバージン (4)白騎士団によりリリア輪姦 という感じになっています。 エロシーンの連続によって全体が構成されていますが、同時にストーリーやキャラの履歴が無理なく説明されており、見せ方としてなかなか巧みだと思いました。 それぞれのシーンについて述べますと、まず(1)はレイラ王妃が犯されるので、グラマーな人妻系がお好みの人(オイラじゃん)にはアピールする内容でしょう。またディルクはレイラの継子ですから、義母を手込めにするような作品が好きな人にも良いかもしれません。 媚薬(?)によってお乳が出るようにされたり、触手で二穴を責め込まれたりとシチュも凝っていて楽しめます。 ちなみにこの作品での触手は一体どこから生えているのか不鮮明でしたが、本巻では魔族の持つアイテムによって任意の場所に発生させられることが描写されます。 ディルクは背中に触手を生やしてもらって「ワハハハ、これは便利だ!」などとハシャぎますが、まるでドクターオクトパスみたいで笑えるシーンとなっていました。 次に(2)は、頼りないことこの上ない親衛隊相手にリリア姫がフェラをしまくり、それで一定時間内にスパームをグラス一杯搾り取れなどと強要される、服従プレイみたいなノリのシーンです。 オイラはブッカケ系が苦手なのでちょっとアレですが、そういうのがお好きな人には良いと思います。随分と生臭そうな仕上がりなのも、趣味な人にはむしろそそるでしょう。 (3)、(4)はシーンとして連続しており、リリアの破瓜→輪姦→エナジーが奪われるというシチュがテンポ良く描かれます。 一番憎い男に犯されてしまうリリアの屈辱感がまあまあ良く出ていて美味しいシーンですし、エナジー(精神エネルギー?)が取り出されてしまうというシチュも萌えます。ただエナジーが口から出るシーンはリリアの顔が怪獣みたいに変形しますので、見る人によっては引いてしまうかもしれません。 以上見てきましたように、本巻はまずエロシーンが多いこと、そしてその内容もバリエーションがあって飽きさせないことという2点において良作です。 作画も上質であり(いささかリピートの多いことが気になりますが)、まずもってビジュアルで視聴者を引き込むことに成功しているのはエロアニメとして美点と言うべきでしょう。 難点は、ヒロインらの官能や心情を視聴者に強く印象づけられてはいないということで、例えばレイラがイカされてしまうまでの精神的葛藤はほとんど表現されません。 またその様を見ていてつい自慰に耽ってしまうリリアが、内的にモラールの転倒を起こすような描写もありません。結果、「高貴な女性たちが堕とされていく!」というセンスが弱くなってしまっているのは残念です。 とは言えプリンセス陵辱モノとしては十分に及第で、何よりリビドーに訴える力をこの2巻だけで独自に備えていることは評価するべきでありましょう。 2巻目の「抜ける度」は3。続巻の内容に強く期待したいです。(彩雲11型)
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