ストーリー・大財閥の当主である蓮慈は、屋敷で少女達を徹底的に奴隷調教する日々を送っていた。彼の手によって貶められ、肉体を改造されていく5人の少女達の運命は?・・・
・この作品は、過激なSMプレーが見られるということで、私は期待して鑑賞した。しかし私は唖然とした。男根を移植されて、ふたなりになった女、腹に管を通された女、おっぱいを膨らまされて、それが体以上に大きくなった女、この作品には人体改造をされた悲惨な女たちが登場する。これらの描写に共通するのは、全くリアリティーがないということである。いくら非道で痛々しいプレーを連続で見せられても、行われている行為が現実とかけ離れていれば、悲愴さは感じられず、ただのギャグアニメになる。この作品は行為が行為だけに欝になるつまらないギャグアニメとみなすことができる。これはエロさに関しても言える。例えば、このアニメには肥大化したおっぱいに男根を挿入するシーンがあるが、こんな非現実的な場面で発情するものは誰もおるまい。
登場する女たちの顔のまずさは萎える原因の一つだ。濃いという表現が一番ピッタリくるかもしれない。こういう顔形は現代では受け入れられないと私は思う。ボディーの形の悪さも萎える原因である。人体改造でボディーが崩れた女は論外として、ほとんどの女の胸とケツは異様に大きい。
ストーリーは、ただ女体を改造し、いびるだけでほとんど無いと言っていいだろう。主人公である蓮慈は、無口で何を考えているかさっぱり分からない男だ。彼はまるで機械のように女を調教し続けるのみの面白みの無い男だ。唯一の救いは佐倉井要という名のロリキャラだ。彼女は唯一人体改造をされない女だ。彼女のオムツによるスカトロプレーは、短いながらもこの作品における一番の見所だ。正直言って、人体改造によらない恥辱プレーが一番エロい。人体改造というくだらないテーマを捨て去っておけば、この作品はかなりましになったと私は思う。「抜ける度」は佐倉井要に免じて2とする。(りぷとー)
・まずお断りしておきますと、オイラは本作を友人宅でDVD鑑賞しましたので、このレビューはあやふやな記憶と印象に頼って書いております。故にマチガイ勘違い等あるかもしれませんが、何卒スルーしてくださいますようお願い申し上げます。
さてオイラがこの作品に興味を持ったのは、なす・ごーやー氏がBBSで賞賛されていたからです。んでエロ友達に電話で話したところ、DVDを持っているというので見せてもらいに出かけたわけです。
しかし一気に前、後編を視聴して、正味のところ引いてしまいました。ていうか、腰抜かす一歩手前でした。情けない話、オイラにはちょっとついていけない世界です。
内容的には、アイル原作のゲームをピンパイがアニメ化したものだそうで、とにかく調教、被虐シーンがず〜っと続くだけのモノです。それだけにエロとしては濃く、アイルマニアックスのスタッフが関わってると聞いてなるほどと思いました。
問題はエロの質で、とにかくグロくて反社会的なネタが多く、そういうのが好きな人にはなるほどお宝作品でしょうが、オイラのように気の弱い者にとっては刺激が強すぎます。
嵐のようなスカトロ描写はまだ序の口で、グジャグジャの人体改造に痛い系の責め、カニバリズムらしい描写などがバシバシ叩き付けられてくるので精神的に参ってしまいます。トドメに××××がゴロンと転がされていたりするシーンもあり、いやはやモノスゴイ。
本作のキャッチは「あなたは正視できるか?」というんですが、オイラはとても出来ませんね。
まあ気の弱いオイラでもそこそこ興奮出来たエロシーンはというと、一巻目でお嬢様キャラがクリを改造されちゃうところくらいでしょうか。あとは概ね震え上がっていたり。(笑)
さて、本作全体に対しての個人的印象を言いますと、「ああ、エロアニメもここまで(良くも悪くも)リハビリが進んだんだなあ・・・」という感慨を抱きました。
例の宮崎事件以降、過激な描写がピタッと無くなり、なるべく世間を刺激しないように背を丸めてきたエロアニメ界が、ようやくまたここまでやりたい放題に戻ってきたと言いますか・・・。
それだけに、再びあのような事件が発生したとき、エロアニメはまた真っ先に遠因としてヤリ玉に挙げられそうな危惧も抱きます。オイラはいかなる表現の規制にも反対だし、過激な表現が犯罪を惹起するとも考えませんが、世間が同じ判断をするとも思えませんしね。
まあここまで情け容赦のないサディズム映像は滅多にアニメで見られるモノではないことも確かで、好きな人はもちろん、そうでない人も後学のために見ておいて損はないかも知れません。「抜ける度」は2.5。
書き忘れましたが、作画はそう悪くないのですが、独特の味があって好き嫌いは分かれると思います。
それとあのお屋敷は、臭くてとても住めないと思うけどなあ。(彩雲11型)
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