本当にあった人妻不倫告白

本村陶子の場合


ストーリー・陶子は美しくグラマーな人妻だ。彼女の母は陶子が幼い頃に不倫相手と駆け落ちした。自分にもその淫らな血が流れているのでは?・・・そう訝り、悶々と暮らす彼女だが・・・・



 ・2013年にブートレグレーベルから発売された作品で、20分という短めの尺になっています。

 雑誌への投稿実話を元に構成された作品という触れ込みですが、実際にそうなのかは良く分かりません。
 尺が短いから引き締まった内容になっているのかと言えばそうでもなく、身持ちも頭も悪そうなエロい人妻による退屈な回想や独白が前半ダラダラと続きます。
 後半は彼女が故郷近くの湯治場に出かけ、そこで待ち構えていた幼馴染みに夜這いを仕掛けられるという構成になっています。

 彼女の中でモラールが転倒したり、夫に対する罪悪感で逡巡したりという展開はまるで無く、「ああこれこそが求めていた珍宝(運命的に相性の良いチンチン という意味らしいです)だわ!もうサイコー!」なんつって悶えまくるだけなので、もう痴女と言うよりは単なる頭がアレな人です。
 ヒネりも何もありませんから、当然視聴者としては感情移入のしようもなく、見ていて引き込まれるということはないでしょう。
 エロシーンの尺はそこそこあって、作画も丁寧ですが、劇画調の古くさいキャラデザのためか、チンコへの訴求力は非常に弱く感じました。
 この独特の垢抜けなさ、平板さはどこかで見覚えがある・・・そうだまるで早川ナオミ作品のようではないかと思っていましたら、案の定、氏の名前がEDでクレジットされていてウンザリしました。
 毎度個人攻撃のようなことを書いて心苦しいですが、一体今日日、早川氏が関わったエロアニメなどを制作して誰得なのでありましょう?
 絵的にも文芸的にも古すぎて、エロアニファンにアピールする要素など皆無のように思えるのですが・・・・
 
「抜ける度」はオイラ的には1.5です。(彩雲11型)

→戻る