プリンセス・ロード

 ストーリー・アスロニア王国の王女ユーリエは、魔竜王アンドレアスによって囚われの身となる。アスロニアの安全と引き替えに、アンドレアスはユーリエの肉体を汚し、性の奴隷となることを強要する。ボディガードの女忍者マヤは、ユーリエ姫の救出に向かうが・・・。




 ・星野ぴあす氏がナポレオン文庫に上梓した小説のアニメ化作品です。
 ビームエンターテイメントによる一連のナポレオン文庫元ネタシリーズの一つで、確か「熱砂の惑星」に続いて発売されたように記憶しています。
 前後編が制作される予定でしたが、発売されたのは前編だけで、後編はとうとう出ませんでした。これは制作会社が倒産してしまったためらしいです。
 内容としてはごく普通のお姫様陵辱モノで、特に何の新味もありません。ではオーソドックスなりにエロが濃くて抜ける内容になっているかというとそうでもなく、全体的に薄味な感じがします。(あくまでオイラの趣味によればですが)
 ユーリエ姫は何となく最初から諦めきってるようなキャラクターで、犯すぞ、苛めるぞと言われても、あらそうですか、困りましたわね〜という感じのボンヤリしたレスポンスばかり。屈辱に泣くというセンスが感じられないのは残念です。
 後編では女忍者のマヤも捕まって調教されるという展開が予定されていたらしく、制作が実現しなかったのは残念です。
 ところで本作は、現在「熱砂の惑星」同様にファイブウェイズからDVD版が復刻されていますが、噂によるとこれらは、何と無断複製による海賊版復刻らしいのです。やっぱエロアニメというと未だにアングラ文化ということなんでしょうか。
 ちなみに「抜ける度」は2です。
(彩雲11型)


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