淫獣 ねらわれたアイドル
ストーリー・村瀬郁美は人気急上昇中のアイドルだ。仕事は順調なのに、恋人とも滅多に会えず、気の塞ぐ毎日・・・。一方、彼女に憎悪の目を向ける人物がいた。
・1997年に発売された作品で、ピンパイさんのインチキ淫獣シリーズ(失礼)に列せられています。 この辺りのシリーズではよくある45分という尺になっていますが、ちと長い分ドラマが充実しているかというと全然そんなことはなく、散漫なお話しがただダラダラと続くだけなのでゲッソリしてしまいます。 ストーリーは、売れっ子アイドルが、プライベートでは孤独で寂しい毎日を送っていると。 しかしこれではイケナイと、素直な心情をコンサート会場で吐露し、ファンからは暖かい応援を受け、恋人との仲も修復すると。 一方で、彼女の売れっ子ぶりを快く思わないイジワルな先輩アイドルがいて、コイツが淫獣を召喚し、ヒロインを襲わせると。ただそれだけのお話しです。 シンプルで分かりやすいのは結構だとも思いますが、あまりにも類型的すぎて、ドラマの先行きに全く興味が湧かないのは困りもの。いつの時代のアイドルマンガでしょうか全く。 エロとしても非常に弱く、そもエロシーン自体が非常に少ないです。 敵役の先輩アイドルがマネージャーとハメたり淫獣とハメたり、またヒロインが淫獣に襲われたりはしますが、いずれも短いしテンションも低調。抜くのにはほぼ使えないでしょう。 ちなみに淫獣をどうやって退治するのかと思いましたら、ヒロインの恋人が恐ろしくタイムリーにエスパー(!)として覚醒し、幻魔大戦みたいなスーパーパワーを出して大立ち回り。いきなり何者なんだよお前わ。 「御都合主義」などとツッこむことすら虚しくなるアホっぷりなので、逆にそういうモノを見て笑いたい向きにはちょっと良いかもしれません。 抜ける度は1です。(彩雲11型)
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