戦乙女スヴィア

vol.01 二人のヴァルキリー

 ストーリー・神族と冥府族の長き戦いが続く世界・・・。ロキ神の裏切りによって神族は総崩れとなり、主神オーディンまでもが捕虜となってしまった。彼が最後の望みを託す戦乙女シグルドとスヴィアは、この窮地を逆転できるのか?




 ・ゲーム原作長編シリーズの一巻目で、2007年末にpixyレーベルから発売されました。
 タイトルから分かる通りヴァルキリーものであり、ブタ魔人たちが戦乙女を陵辱調教するという、このジャンルの定番的内容になっています。
 ヒロインたる戦乙女が2人いて、1人は大柄で肉感的、もう1人は小柄でロリっぽい等、シリーズ独自の味付けも見られますが、ヴァルキリーものには大抵3人くらいのヒロインが出ますから(メインヒロイン、年増ヒロイン、ロリヒロイン)、取り立てて目新しい演出とも言えないでしょう。
 この一巻目はプロローグとしての性格を強く持っており、尺の半分ほどを使って世界観や登場キャラの説明が行われます。
 非常に丁寧で堅実な演出と言えますが、濡れ場のみを最初からガンガンぶつけてくる実用一点張り(笑)の作品が主流となっている昨今では、少々スローテンポだという印象を抱く視聴者も多いと思われます。
 エロとしては、
 (1)フレイアが敵の奴隷にされてアヘアヘビッチ状態。
 (2)シグルドが触手陵辱され、媚薬で母乳噴出状態にされる。
 (3)スヴィアがロキによって処女貫通陵辱。
 と3つの見せ場があります。
 どれもそこそこ濃厚で、尺の割には充実している印象があります。キャラの描き分けも悪くないです。
 ただ些か劇画調に振られた作画は、ただでさえゴツゴツした女戦士をよりマッチョなイメージに見せており、コケティッシュさという点ではマイナスかもしれません。
 一巻の「抜ける度」は2とします。
(彩雲11型)


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