淫妖蟲 蝕 〜凌触島退魔録〜 弐の巻
ストーリー・妖蟲に寄生された深琴は正気を失い、自ら蟲を産み始めた。一方、水依や武もまた「鬼」を名乗る魔物に捕らわれ、無惨に犯されてゆく・・・
・シリーズの2巻目です。 1巻目で舞台やキャラ説明は終わっているため、本巻はほぼ全編がエロシーンとなっています。その流れは、 (1)深琴ちゃんはナメクジのような虫を出産し、それらのエサとなる精液を男たちから採取して回る。堕ちていると言うより完全にクルクルパー状態。 (2)武ちゃんは洗脳が解けて敵のジジイを倒すが、新たに現れたボスキャラ(?)に捕らわれる。そこに現れた深琴ちゃんによってムチャクチャに触手責めされる。 (3)水依ちゃんは夢の中で深琴ちゃんや武ちゃんにオッパイを吸われる。目が覚めると魔乳化されていて、そのミルクを虫が吸っている。 (4)ボスキャラは水依ちゃんをバックから犯しまくる。 ・・・という感じになっています。 上で書いたボスキャラというのは鬼の面を着けた法師のような格好で、真の鬼(何のこっちゃ)になるために深琴ちゃん達のエネルギーを狙っていたとか何とか。どうやら無印で出てきた馬の魔物とは全く別の敵らしいです。 このボスキャラ自体によるファックシーンは少なく、エロのほとんどは触手や虫たちによるヌルヌル責めです。しかしどうも、あまりイヤらしくありません。 それは一巻同様、ヒロイン達の心情描写に因があると思われ、つまり彼女たちが囚われて犯されて果てには妊娠までさせられ、ああ悔しい、怖い、どうしよう?と怯えたり絶望したりする描写が弱いため、ヒロイン捕まりモノとしての迫力を欠いてしまっているからです。 どころか本巻では皆「触手キモチイイ、オ○ンコキモチイイ、セーエキチョウダイ!」とノリノリのシーンがほとんどなので、視聴者としてもああ良かったですねという印象しか持てないわけで。 原作ゲームからしてそういう内容なのであれば仕方ありませんが、もっと被虐味が強くないと、エロとしてアピール度が弱いように感じました。 「抜ける度」は前巻と同じ2.5。 ちなみに前巻のレビューでCG作画による虫の動きを難じましたが、本巻でも改善は見られず、虫がうねったりヌメったりする感じが上手く出ていないように思えました(せいぜい触覚くらいしか動かない)。(彩雲11型)
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