淫堕の姫騎士ジャンヌ(全二巻)
ストーリー・リブファール王国の美姫ジャンヌは、王妃セリーヌを助けて国を平和に治めていた。その王宮内に妖しい影が忍び込む。それはオーガ族の長ギドーだった。セリーヌを捕らえたギドーは、彼女を人質にしてジャンヌの処女を奪ってしまう。
・この堕淫の姫騎士ジャンヌはcatwalkNEROが発売したエロゲーをひまじんがアニメ化したもので、話の大筋は平和な王国に下品な亜人達が攻め込んできて罠にはまった王妃様やお姫様がぁ〜!!という別段捻りの無いファンタジーものです。 内容としては王妃セリーヌが亜人オーガに犯されるシーンが一番長くてメイン扱いでしょうか。 例によって淫語オンパレードなワケですが、正直なところあまり盛り上がりませんでした。 作画はまあまあ、他社平均と比べればマシな方。ひまじんお得意の巨乳描写が多用されているのでかなり見れるほうだとは思います。 盛り上がらないのはセリーヌが無駄に独白するのが原因かと思います。ヒロイン(?)であるセリーヌは例によってオーガに言葉責めされたり巨根で犯されたりするわけですが、その間に何かとセリーヌのモノローグが入るのです。 既に他界している夫に助けを求めたり許しを請うたりするあたりは悲壮感をかもし出す王道的演出なので全然かまわないのですが、「ええ?!流石王族は恥じらいが違うですって?」などと聞いてもいないことを勝手にのたまい始める始末です。 オーガに何か言われてそれにリアクションするならまだわかりますが、セリーヌが勝手に台詞を空想して盛り上がっているのです。着いていけません。 作品中に淫語を多用するために意図的にやったことなのでしょうが、これでは淫乱ではなく単に頭のおかしい人です。 <<これは個人的な見解ですが、淫語を無闇に多用するとかえって逆効果なのではと思います。 淫語と言えども意味のある言葉です。言葉は理性や知性を連想させます。 しかしセックスというのは元来、理性とは対極に位置する野生の営みであるはずです。 レイプや調教などの男女が欲望を剥き出しにする様な展開ならなおさらです。 ならば、犯される女性は「オ○ンコ、オ○ンコ」だの「オ○ンチン良いのぉ〜」だのとわめかずに、いっそ素直にただ喘いでいてくれた方が”無我夢中でセックスに溺れている”感じが出る気がします。 無闇やたらに淫語を連発されても「この女、実はレイプされるのを楽しんでいるんじゃ?」という気がしてしまって萎えるのです。>> セリーヌを一通り犯し終えたところで、セリーヌの娘であり姫であり騎士でもあるジャンヌがセリーヌを助けに飛び込んできますが……。 母親が捕らわれているのに何の策も無く一人で飛び込んできて、母親を盾にとられて、結局オーガの欲望の餌食となります。アホです。 その後はお約束の強制フェラ、親子丼レイプ等が続き、最後はセリーヌやジャンヌの城にオーガがこっそりと住み着き、部下の騎士達にはバレないまま性奴隷の調教は続いていくのだった…というのでオシマイ。 ヌける度は2。作画は及第点ですが、王族親子がアホ過ぎます。 2巻があるようですが、まだ観てません。(テケメケ) ・ひまじんさんから二巻構成で頒布された作品で、毎度原作はPCゲームらしいです。
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