淫獣学園2

 ストーリー・巫女と「鈴鹿衆」との戦いは終わっていなかった!奪われた印籠の魔力により、巫女の父である魔界大王が封印されてしまったのだ・・・




 ・シリーズの第2弾で、これで一つのエピソードが完結した格好になっています。
 今回は巫女の生い立ちが明らかになり、彼女と色魔淫界との関係も明かされます。そしてそこに、前回から続く鈴鹿衆との因縁が絡まって・・・という構成です。1巻以上に明るいノリとなり、敵役たちもどこかオマヌケで憎めないイメージに描かれています。
 エロとしては、前回同様、美童姉妹のアヘアヘシーンに加え、彼女たちの母が魔物に捕まって生贄にされたり、巫女の同級生たちがブルマ姿で拘束、陵辱されたりという美味しいシーンが盛り込まれています。(書き忘れましたが、巫女は16才の女子高生だったりするのです)
 特筆すべきは、敵役として登場する鈴鹿衆の赤毛くのいちでしょう。嬉しいことにCVが高田の姉御なのです(多分)!オイラ的にはそれだけで嬉し滝涙ですよ。
 彼女が巫女ちゃんを淫術で責めて失禁させてしまうシーンはとても良いです。やっぱCVは大切だなあ。
 CVと言えば、巫女ちゃんのお姉さんの声は、誰だったか忘れましたが当時人気だったAV女優さんがアテていたように思います。これがムチャクチャにヒドイ!(^^;)いやもう学芸会なんてレベルじゃありません。あまりの下手クソさに、聞いてると頭痛がしてきます。肝心のアヘ声は本職だけあってややマシなようにも思いますが、普段のセリフは聞けたモンじゃありません。
 当時は話題作りの一環としてこうした試みが多く為されていたように思いますが、その後すたれてしまったところを見ると、やはりAV女優にアニメの演技をさせようなんてのがそもそも無理だったのではないでしょうか。
 さて、お話しはこの「2」で一区切りとなります。この巻までは、作画もちょっと金田作画くずれのような独特の雰囲気を前面に出していましたが、次巻からはそれも次第に薄れていきます。好みは人それぞれでしょうが、この2巻までが最もシリーズ独特の味が感じられると言えるかもしれません。
 2巻の「抜ける度」は2です。
(彩雲11型)


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