淫獣学園4

 ストーリー・奪われたジパングを取り戻そうとする巫女と夜久は、ふとしたことから知り合った暴走族の青年の家に泊まることになった。しかし巫女は、敵の忍者傀儡面の術中にはまってしまう。果たしてジパングに秘められた真の秘密とは?




 ・3巻目の続きです。これで1エピソードが完結です。
 今回のエピソードでは、巫女達ヒロイン側だけでなく、敵の忍者の愛憎劇にスポットが当たっていると書きましたが、この巻ではそれにも決着が付くことになります。それがちょっと切ないラストで、なかなか魅力的な敵キャラを作り出せたと言えるでしょう。
 また脇キャラとして登場する田舎の暴走族も、ガラが悪いけれど実は純朴でお人好しという、愛すべき三枚目に描かれています。このあたりの演出が作品全体を楽しい雰囲気に仕上げていますね。本作は伝奇コメディですから、そういうやり方で正解だと思います。
 ちなみに前巻のエロは弱かったですが、この4巻目はなかなか良いです。
 クライマックスでは怪物による触手レイプがありますが、それはイマイチ。オイラが気に入ったのは、中盤で巫女が敵の術にかかってしまうところです。
 傀儡面という忍者が巫女をカラクリみたいなアイテムで犯すのですが、この際巫女は子宮にメカみたいなものを入れられ、女体と精神を支配されてしまいます。つまり擬似的な催眠もののノリであり、なかなか興奮できます。
 巫女はその後、自由にならない女体をさらにくのいちに責められるのですが、このシーンも良いです。なにせそのくのいち(カムリとかいう名前だったと思います)のCVは高田の姉御なのです。ファンのオイラは感涙にむせびましたよ。
 4巻の「抜ける度」は2.5としておきます。
(彩雲11型)


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