戦乙女ヴァルキリー真章�（全二巻）
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ストーリー・魔王軍との永き戦いを続けるミッドガルド。その若き女戦士ヴァルキリーは、女神フレイヤの裏切りによって敵に囚われてしまう。洗脳され、性の亡者と化したフレイヤ同様、ヴァルキリーも敵の肉奴隷にされてしまうのか？・・・
・人気シリーズの語り直し版として、ひまじんレーベルから頒布された作品です。監督は何と金澤勝眞氏。 無印ヴァルキリーとは設定が少し変更されていて、今回の敵は魔物ではなく、少なくとも姿形は人間のようです。そいつらが魔界の虫などのエロガジェットを使い、ヴァルキリーたちをエロエロ調教していくという趣向です。 またビジュアルも前作とは趣を異にしており、ヴァルキリーはかなり若い、少女のようなルックスとなっています。 文芸面の特徴としては、ストーリー性をほぼ全廃し、エロシーンだけを羅列するという作りになっています。 実用一点張りというその作り方は、いかにもこのレーベルらしくて良いと思うんですが、全体に何やらダラダラとテンションが低く、ここが見せ場です！という制作者側の思い入れが見えないのは残念です。 また最近よく見る演出ですが、時系列を入れ子にし、場面が行ったり戻ったりするという見せ方は、それで面白くなるならともかく、本作の場合はただ分かりにくくなっているだけで、見ていてイライラしました。 さらに最大の難点は、その作画状態です。 ひまじんレーベルのアニメは、見た目にやや平板なれど、女の子の表情が皆可愛く、丁寧に作画されていることがウリでありました。 しかるに本作では、デッサンは狂いまくり、人物の表情にバリエーションが無く、動きもギクシャクしているという、三重苦みたいな作画状態でゲッソリです。 クレジットを見ましたら、作画は韓国だか中国だかに丸投げのようで、いくら金澤氏を監督に迎えても、それが画面作りに反映されないようでは意味がありますまい。 アニメ制作の現場が色々と困難な情況にあることは理解できますが、こんなものを作っていては消費者からブーイングを受けても仕方がないでしょう。実際ひまじんさんは業界から撤退してしまったわけですが・・・ ちなみにこのレーベルの常で、セリフは猥語のオンパレードであり、オマンコおチンコ突いてえぐってお精子ちょうだい孕ませてと大騒ぎ。なので、そういう演出の好きな人にはアピール度が増すかも知れません。オイラは大嫌いだけれど。 抜ける度は２です。（彩雲１１型）
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