家庭教師のおねえさん THE ANIMATION(全二巻)
ストーリー・透也の家に、ある日4人の美女がやってきた。なんと夏休みの間、彼女たちが住み込みで家庭教師をしてくれるのだという。フェロモンむんむんのお姉さんたちに囲まれ、透也の理性は・・・・
・2007年にピンパイさんから発売された作品で、原作として人気PCゲームがあるらしいです。 内容的には脳天気なハレムもので、タイトル通り「家庭教師のお姉さん」、つまり年上女性が寄ってたかって主人公をキモチヨクしてくれるというバカアニメになっています。 そうした作品構造自体は結構ですけれど、文芸的には今ひとつシャッキリしない印象で、特に「謎の栄養ドリンク」という要素が何だか邪魔っけです。 主人公はそれを飲んでヒロインたちと交尾るわけですが、その効果というのが「スパームがやたら大量になる」というだけのことであって、しかもそれが本当にドリンクの効果なのかどうかもボカされたまま終わってしまいます。 こんな中途半端な扱いであれば、わざわざドリンクがどうしたという展開を挿入する必要はないでしょう。ただ単に、主人公がモテモテというハナシにすれば良いだけです。 そうではなく、ドリンク云々という要素を真に活かしたいのなら、飲んだらスーパー絶倫になり、絵的にも極端な巨根になる等、分かりやすい演出をするべきでした。それが脚本家の仕事でしょう。 一方で、エロシーンの方は全体にそつがなく、なかなか良い仕上がりです。 ヒロインたちは皆絵的に可愛らしく、また年上女性らしいダイナマイトな豊満ぶりですから、見ているだけで楽しくエロい気分にさせてもらえます。 キャラの書き分けもまずまず。 痴女風あり、清純派風あり、フシギちゃん風ありとメリハリが効いているし、乱れ方もそれぞれにエロくて飽きさせません。 上で書いたように、文芸的には難がありますが、年上の女性から、優しく、あるいはS調に支配されたい男の子には強くアピールするでしょう。 「抜ける度」は3に少し足りないくらい。 ちなみにメインヒロインのCVはどう見ても(聞いても)松来未祐みたいですが、一般作ではあれだけ清純派のロリ少女ばかりやってるくせに、全く女というのは恐ろしいと言いますか、いや頭が下がると言いますか、とにかくスゴイなあ(^^)(彩雲11型)
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