キャッツ・愛 3人の美少女たち
ストーリー・アコ、ヒロミ、キョウコは美少女トリオ「ミルキィギャル」。3人は、12時までに誰が一番カッコイイ男の子と出会えるかというシンデレラゲームを始めるのだが・・・・
・キャッツ・愛 3人の美少女たち (1985/富士ビデオ) ・ひろみ、きょうこ、アコの三人は、仲のいいお友達。学校の帰りにシンデレラゲーム(いわゆるボーイハントで時間制限がその日の夜の12時まで)をしようと計画します。 ・ひろみ、きょうこ、アコの三人は、仲のいいお友達。アコは今日もまたヘンな事を言い出します。本日の発言は「シンデレラゲーム」をしようとのこと。いわゆるボーイハントのこと。シンデレラは夜の12時で魔法が切れちゃうから、それまでにってことなのでしょう。そして一番イイ男を見つけて来た人の勝ちってことなのですが、さて、どうなることでしょうか。 ・しっかしまぁ「キャッツ・愛」ですか。なんかどっかで聞いたようなタイトルと言うか、この使い方ではどこぞの実写エロビデオでも使ってそうな名前だね。フルのタイトルは「ミルキイギャル1 キャッツ・愛 3人の美少女たち」になるようだけど、シリーズで作る予定だったのかな。二度ほど借りたことがある。プラスチックのパッケージで、紙ラベルがくっついてるタイプのやつだ。このころの一般的なビデオのスタイル。背表紙にあたる部分のキャラの表情がなんかそそる感じがして、借りてみようと思い、何の知識もなしに一度借りたんだね。そそれると言う意味ではエロ度は高かったみたいだ、結構楽しめた記憶が無くも無い。まぁ、今回もうろ覚えレビューになるわけだ。中身をいろいろ思い出すには資料本さまさまだよホント。レンタルで出してもらえれば…でも、これはあの店にあったっけ?以前借りたのはもう閉店になった店、あそこは最近見に行ったら、割烹になってたんだ。居酒屋だと思ってたんだが、さらに変わったか?まぁ、その店が閉店になる際に一度借りたんだけど、そのときは「これはもういいや。」って思って、データを取り込んで残しておこうとは思わなかったんだな。と、言う事は、初めてこの作品を見たときは、エロアニメ経験値が少なくって楽しめたが、後に見直してみると、大した事が無かった、または趣味に沿ってはいなかったってことか。 今回の訂正にあたって、明らかに海賊版と言えるのを購入することとなった。「明菜ちゃん」に記載したのは実はこれだ。プラ製パッケのはずが紙だけのやつでね、しかもビデオテープのラベルもどう見たってワープロで作ったとしか考えられんやつが貼ってあったんだ。何時このテープが作成されたのかがうかがえますな。 ・その資料本には一応ストーリーが載っていて、薄れた記憶と照らし合わせてると「あれ?そうなの?」と、疑問がわいてしまうことが。だとすれば、構成がめちゃくちゃと言うか、ストーリー自体が成立していないと言うか、それとも作ろうとした作品と出来上がった作品のギャップがひたすら大きかったのか…だな。 オレらしくも無いが… (1)学校の帰り、三人がシンデレラゲームをしようと提案する (2)ひろみとアコはレズ関係で、レズってる (3)きょうこはひとりでオナニー (4)それぞれが町で男を見つけてやりまくってる (5)さぁ、シンデレラゲームスタート! これが、資料本の内容とオレの記憶から構成されたストーリーだ。 そこから、内容から、作品の時間に沿ってストーリーを想像するからには、エロシーン自体はすべて、三人の空想、妄想に他ならない。あんなことしたいなぁ、こんなことしたいなぁってやつ。だが本によるとストーリーはこう並び、内容もこうなる。あえて数字の割り当てはそのままにしておくが、 (2)ひろみとアコはレズ関係で、レズってる (3)同じ日のきょうこはひとりでオナニー (1)次の日の学校の帰り、三人がシンデレラゲームをしようと提案する (5)さぁ、シンデレラゲームスタート! (4)それぞれが町で男を見つけてやりまくってめでたしめでたし どこからそのようなストーリー内容を読み取れと言うのかね?そのエロシーンだが、いかにも空想や妄想の内容だと言うような背景でやりまくっているのだ。出会いのシーンは普通だったと思うけど。おまけに誰だったかは忘れたが、やってるときの体位がヘンで、リアルでその体位はむりでしょってな感じのやつ?違うな…それでは繋がってませんよ!ってな感じで繋がってる動きはおかしいでしょ?いかにも作画の下手さを背景イメージとの構成でカバーしているようにも。それをそれぞれのキャラの現実と理解することは難しい。この映像で、みんなその日のうちに男を見つけたなんて判断しろというほうが。もっとも、あのエンディングさえなければ、エンディングの構成が違うものだったら、それだけ素敵な彼氏と出会えたってシーンと判断してしまったかも知れないけど。 そして、そのビデオによる確認から、このようなストーリーだと判断する。 もちろんそのように感じたのであって、本来の、メーカーの意図するところのストーリーとは別なのだが、 (1)学校の帰り、アコがシンデレラゲームをしようと提案、二人を誘う (2)その日の夜、ひろみとアコは二人、寮(?)のバスルームでレズを堪能中、明日の前哨戦なのか? (3)きょうこは自宅の部屋でひとり、オナニー (4)次の日、それぞれが町へ繰り出し、男を見つけてやりまくってる (5) 初めのシーンの続きに変わり、 今までのは全て妄想です。 さぁ、今からシンデレラゲームスタート! ラスのシーンの前、初めのシーンの続きとなったシーンでだが、きょうこが「なぁ〜んてことになったらすてきぢゃな〜い?」って。なんだよ、妄想オチかよ…って、これが発表当初に「おいおい、そりゃなかろうが…。」と、言われたことでもあるのだ。でも…あれ?おかしくないかね?シンデレラゲームをしようと言い出したのはアコなのに、これでは言い出しっぺは…まるできょうこってことにならんかね? さらにみんながラスで「これから君も街へ出てみなぁい?私達と友達になろうよ!」なんて言うのだ。う〜ん、ちょっと違うんだよなぁ。アニメ見て、気になったから街に出て、アンタらが居ると言うのかね?それともアニメなんか見てる暇があれば、ナンパに行けとでも?そこがなぁ?もうちょっと他に言わせるセリフは無かったのかね? 上記分においては、百聞は一見にしかず…作品を見るまでは、どれほどのものかは確認できんだろうから問題無しとみなし、記載する事とした。 ・抜ける度は1としておきます、再確認が不可能なので。ひたすら三人のエロイメージビデオって感じで見れば良いのでは。 んで、そのビデオによる再確認から性器描写無しが判明。若干のシーンの使い回しも判明。セリフまわしは…推して知るべし。その妄想(?)シチュだが、やれ「お花畑…」だの「お空飛んでるぅ!」だの「海の中…」とか。実際、そんなイメージラッシュなんだけどね。まぁ、お花畑だのはやってくれて構わんがさ、結局はオトコ見っけてとってもステキで良かったね的なシチュがばっかりなんで、イメージビデオ的なものとしても幾分退屈かなぁ。なんか、裸を書けてるだけで満足してしまったような作品っぽく感じてしまったのも確かか。 ・アニメとしてのお勧め度は2。とりあえず見てみても一応は害は無いでしょう。レンタルで見つけたら借りてみても良いかと。ただ、人によっては退屈で、眠くなる可能性あり、か。 やはり、ただのネタかな?一発勝負のネタとすれば使えん事もない。やっぱあのエンディングは…ないっしょね。あっ!そうそう、よ〜くみると、ひろみの相手になる人の追っかけの中に「スケ番商会キューティーレモン」のレモンが混じってるように見えたのは気の所為なのか?でも、もうちょい判り易いキャラにしてくれんかね?どうでもいいようなキャラに比べれば確かに存在が目立って感じたけれど。一つ上に記載した事を幾分なぞるようだが、キャラことにシチュエーションを変えたエロイメージビデオなら結構いけてたかも…あくまでオレの趣味としてだけど…つまりは「レモンエンジェル」の先駆けみたいな挑戦的な作品だったら良かったのにね。あくまでオレの趣味だが…あくまで…そう、あくまでオレの…って、一体何年経ってからンな事を書いているんぢゃぁ?(輝川流一)
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