吸尻鬼(きゅうけつき) 上巻 淫肛を渇望する一族 ≪ダークストーカーズ≫
ストーリー・小野原みかげは親の借金のカタにとある屋敷に売られる。その屋敷にまつわる噂話から自分がどのようなことをされるのかはある程度の予測は出来ていたのだが…。 ・はっはっはっ!!…「吸尻鬼(きゅうけつき)」ですか。いや〜、こんなにストレートでアホらしいネーミングとはね。好きですよっ、こーゆーのっ!惜しむらくは、やはりゲーム原作だと言うこと。こんなタイトルのゲーム作られる前に、とっととアニメ作っちまえよって…やっぱ思いますね。2008年ごろに地元のアダルト系番組の1コーナーでアダルトゲーム紹介があり、本作が紹介されてたので存在は知っていたけど…その番組でも言ってたよ…「あれ?入れるとこが違いませんか?」「はい、吸尻鬼ですから。」ってね。ゲームの方は買う事すらも。相変わらずゲーム原作ってヤツの元のゲーム、99%以上の確率でプレイなしだね。アニメはその分、先入観なしに見れるけど。 ・よーするに一応はヴァンパイア物なんだけど、彼ら「吸尻鬼一族」は、血を吸うのではなく、アナルセックスにおいての吸精行為、すなわち「吸穴(きゅうけつ)」をもってエネルギーを補給するわけだ。作中の表現においては射精の後、ペニスからオーラが湧き出てエナジーを吸い取る。その行為が吸穴なのだが、そのエナジーを吸い取る段階にても強制的にイッてしまうとか。 …で、その「吸穴」の相手はやはりなのか、うら若き処女を好む…のかな?で、その、アナルセックスなどの対象とする、平たく言うところの「ケツ穴奴隷」に調教された女たちを「吸尻姫(きゅうけつき)」と呼ぶと…うがぁっっ!ネーミングがうざいっややっこしいぞっっ!!(なお、紹介ページによっては「吸穴姫」と記載されていたりもするが、DVDパッケージには「尻」の字を使用されてたので、そちらとします。) …で、その「吸穴姫」に仕立てる…アナル感度が敏感でアナルだけでイキまくる女に調教する必要があると。ただアナルにぶち込む対象と言うだけでなく、その感度、快感の感じ方が…イク時のエナジーが質の良い吸穴を行うためには必要らしい。 おっと、「吸血鬼」ならなんとかなるのですが、本作の題名になっている「吸尻鬼」の一族に女は居るのだろうか?どー考えても無理ぢゃんか…いわゆる「相手のアナルから性交によって精を吸い取る」と言う以上…女性は生まれてくると不味いぞ。まぁ、女性の吸尻鬼が「自らのアナルから性交中の男性のエネルギーを吸い取る」とかならまだしも…だとすればその女吸尻鬼のための男も必要になるはずだ。男女の吸尻鬼どうしでエナジーの取り合いしても仕方が無いしな、結局はどっかからエナジーの元をつれてくるしかない。…そこまでは考えてなかったのか、それとも画面に出てこないだけなのか。解説的シーンに出てきたのはやっぱ男だけだったしさ。 ・まぁ、しかし…ゲームだからこそ許せるネーミングだと思うぞ。 …仮にだが吸尻鬼一族に生まれたとしよう。…もちろん仮にだが…で、あるお年頃になって、自分が他の人たちと肝心な何かが違うと気が付く。そして親から衝撃の事実を聞かされる訳だ…「お前は栄えある吸尻鬼一族なのだっ!!」で、どーです?自分を立派と思えますかね?一応はアニメのレビューだから…ゲームの話は?アニメでそんな台詞があったら、ひでぇだろうなぁ。ゲームだとなんだかんだとそれでなじんでしまう可能性はあるよな。 ・ならばさらに、こういうのはどうでしょう?いわゆる人間社会に溶け込み、隠れ住むモンスターどうしの会合みたいなのがあったりしますね? 「あなたはどのような?」 『吸尻鬼(きゅうけつき)一族です。』 「ほう。吸血鬼ですか。ならば栄養を補給するにはやはり…?」 『ええ。吸穴(きゅうけつ)ですよ。』 「吸血…たしか特に処女を好むとか…?」 『よくご存知ですね。たしかに処女の吸穴は最高ですよ。』 「(…なんと…!噂に違わぬ…!!)」 どーでっか? ・遅ればせながらキャラクター紹介。 今回のメインヒロイン「小野原みかげ」前述とおり、親の借金のカタにとある屋敷に売られたわけで…そしてまさかそーまでケツばっかとは思ってはいなかったろうね…さすがに。 屋敷の主人のクロード、牙が生えてますね。まーそこいらはいかにもなオーソドックスかね。ゲームの設定…サイトの説明によれば、吸尻鬼の村に吸尻姫へと調教した女を送る役目を負ってるとか。吸穴しまくって、エナジー切れになって使い物にならなくなる前に、補給を求められているとの事。 クロードの付き人の巨乳のお姉さんの媛乃。やっぱ彼女も前は処女なのかな?クロードとヤるシーンはあったが、後ろだけだったし。 みかげに目を付けたのは、果たしてこの二人のうちどちらだったのだろうとふと疑問に。だって、借金を代わりにどうにか出来る金はあったわけだ。でもそれは、みかげに目をつけていなければわざわざ支払ってやる必要はないのだから…。 ・とあるシーンの中で、アニメなのにね…気分が入りすぎだぞ…みかげがぶっとい管をケツに突き刺されて大量のゆで卵をぶち込まれるってのがあったんだけど…だからアニメなんだから気にするなよ…って、そりゃ誰でもそのように言うでしょうけど…ついそのシーンを見て心の中で叫んでしまいました…「食い物を粗末にするなぁぁ〜〜!!なんでそんなとこになにぶちこんでんだぁ〜!!」ってね。 ・パッケージに「アナルは可能な限りモザイクは入れません」との明記であり、それは可能な限り大筋で出来てると見て良いだろう。…だが、ぶっとい管を突き刺すだの、作り物を尻穴にぶちこむとこならそうなってるが、「アナルセックス」だったりの直接つながるシーンにおいてはペニスの方にモザイクが入るため…そこだけの収まりになるはずもなく、結局はモザイクありのシーンになっているケースも見られる。 ・エンディング間際でクロードに起きた変化、無性に吸穴願望が暴走すると言う、その答えについては下巻の発売を待つ、あるいはゲームのプレイが必要なのだろうが…ゲームはしたくないな。アニメとシナリオが合致するとは限らんし、複数タイプのエンディングがあったら、どうしろと? そこで考えた。みかげは実は自らは知らないが「吸尻鬼」の他の部族の末裔である。女ゆえに尻穴から精気を吸い取るタイプの…えっ?前からでもいいだろうって?そりや〜「吸尻鬼」ですから。やっぱ後でしょ。…とにかく、普通の女では満足するのに願望が抑えられないということは、逆に吸い取られていると考えるのがふつうでしょうね。 ・抜ける度は1〜2あたりか。抜きどころと言えるのは…言えるのはぁ…とにかく「前」は一切使用いたしません、このアニメは。飽くまで「後」専用です。その上で、各人ご判断を。ペニスぶち込み以外に大人のおもちゃとか…ゆで卵とか…アナルにぶち込みます。 ・アニメとしてのお勧め度は2〜3、意外と高い目だ。入手しやすい点とかなり新しい目なのが点数が標準程度まで上がった理由。とかく何にせよ「前」は一切使用しない本作、何処までノれますかな? 入手に関して言えば…先ずレンタルでしょうね。購入に関して言うならDVDはたしかに。だがDL購入もあるので、モノが…ディスクが欲しいか、データだけで良いのか?ですな。 本原稿を提出段階ではまだ後編は発売されてないようだが…どーなるね。(輝川流一)
|