ストーリー・千佳と凌は両想いのカップル。しかし凌を想ってトイレでオナニーに耽っていた千佳は、男子生徒たちに見つかって輪姦されてしまう。一方の凌はその頃・・・・
・シリーズの2作目で、2013年にピンクパイナップルさんから発売されました。
ストーリーは前巻後半からの続きになっていて、晴れてカップルとなった少年少女がそれぞれに拉致され、少女は男たちに輪姦され(つまり公開便所にされる)、少年の方はドSな女たちに女装をさせられた上でエロエロいじめられる・・・という構成になっています。
美少女レイプが延々続くだけでは単調で尺が保たないからか、Mな男子ユーザーにもアピールしようとしてこのような構成になっているのだと思われます。
一粒で色々美味しい、バリエ感を持たせて盛り上げようという意欲は買いますが、Mっ気の無い男子、またいわゆる男の娘なんてモノに興味の無いユーザーには、見て楽しいというよりは逆にゲッソリでしょうから、視聴者を選ぶ内容だとは言えましょう。
また1巻同様、キャラの心情に全く感情移入が出来ないのも難です。
常日頃からコスプレしてハメまくりのバカップルが、拉致されようが犯されようが、視聴者としてはどうでも良いじゃありませんか。
むしろみんなにたくさん気持ちよくしてもらって良かったね!という気分になってしまうのであり、そういう文芸の弱さが、本作をどうもノリの悪い凡作に見せてしまっているのは残念です。・・・・もっともそれは、原作からしてそうなのかもしれませんが。
「抜ける度」は1巻と同じ1.5。
ちなみに作画は、これも1巻同様良好で、さすがはピンパイさんというクォリティです。
追記・1巻でも2巻でも、敵役の男はゲーム「ペルソナ」の主人公のソックリさんですが、これは原作がそういうパロっぽい味なのでしょうか。(彩雲11型)
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