ストーリー・健一の両親は、常に国外を飛び回って忙しい。そのため大邸宅で孤独に暮らす彼の元へ、ある日新しいメイドが派遣されてきた。彼女の名前は亜希・・・
・シリーズの二作目で、環境ビデオというか安いイメクラのような作りであった前作とは違い、一応起承転結のあるストーリーが用意されています。
しかしそれで面白くなったかというと微妙なところで、こんなストーリーならばむしろ邪魔くさいと感じる向きも多いことでしょう。要するにすんごくアホらしいオハナシです。
今回の亜希ちゃんは、優良な遺伝子を確保するためにスパームを集めて回るダッチロボットという役回りで、しかし採集対象のネクラ少年を心から愛してしまい・・・という悲恋モノのような構成になっています。
愛しているから結ばれたいのに、しかしスパームを採集したら任務完了で少年と別れなければならない、なんつって悩む亜希ちゃん。
制作者としては、ここで人造人間のペーソスを感じてくださいとでも言いたいのかしれませんが、展開のあんまりなチープさ故、とてもそんな気分にはなれません。
あげく、二人は結ばれないままに別れてしまい、頭がアポーンになってしまった少年は、拾ってきたマネキンを相手に延々自慰にふけるという救いもクソもないラスト。一体なんでしょうかコレは。「ボクはこうして発狂した」というドキュメントでしょうか。
エロシーンのつまらなさも相変わらずで、亜希ちゃんがパイズリしたりフェラしたり輪姦されたりと量的には多いものの、いずれもテンションが低く、リピートばっかりの作画にはウンザリさせられました。
「抜ける度」は1。
亜希ちゃんも可哀想ですが、見ている視聴者も負けず劣らず可哀想なトホホ作品です。(彩雲11型)
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