クラスメイトのお母さん(全2巻)

 

 ストーリー・南雲恵子は美貌の女教師だ。娘1人との母子家庭を持つ彼女だが、その娘のクラスメートである少年・五十嵐准と、ある日性的関係を持ってしまう。過ちの大きさに動揺し、恵子は失踪してしまうが・・・・



 ・2007年にバニラレーベルから頒布された作品で、原作はPCゲームだそうです。
 オイラはエロゲをやりませんので、本作が原作ゲーと比べてどうなのかは分かりませんが、何だかヘンテコな作品だなあという印象を持ちました。
 どうヘンテコなのか?
 アニメのストーリーはこうです。


 爆裂グラマーな女教師がいる。
 彼女に憧れている男子生徒がいる。
 互いに発情してサカってしまう。
 それはマズイことなので、女教師はテンパって失踪してしまう。
 女教師の娘は、男子生徒のクラスメート。
 今度はその2人でオ○ンコ三昧の日々を送る。


 ・・・・という感じ。ナンデスカこれわ。
 グラマーな熟女教師とのハメハメ、それは良いです。
 若いピチピチなクラスメートとのエッチ、それも良いでしょう。
 それら2つのエロが同時に味わえてお得です!という企画意図も理解できますが、しかし一つのアニメ作品のストーリーとして語るには、その2つが絡み合い、そこにドラマが生まれないとつまらない。
 本作はその点がスッポリと抜け落ちており、熟女エロスとクラスメートエロスがそれぞれ勝手に展開されているという感じです。
 故に、別々の作品として作ればいいのに、という違和感ばかりが際立ってしまい、見ていてどうにも収まりが悪い。これはマイナス点でしょう。
 一方で本作には美点もあります。
 それはビジュアルがバニラ作品としてはそこそこ上質なことで、熟女は肉感的にエロっぽく、少女は可愛く見せてくれるので、絵ヅラでまずガッカリしてしまうようなことはないでしょう。
 熟女教師は母乳をやたら噴いて達する演出なので、ママのオッパイが大好きな人にはアピールすると思います。
 CVもなかなか良いです。
 「抜ける度」は2と少し。
 脚本のマズさが残念ですが、エロアニメとしては及第と言えると思います。
(彩雲11型)


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