ストーリー・貴章は、吹雪と水羽の心の隙を巧みに衝き、2人を陵辱、籠絡していった。慎一は疑いを募らせるが、どう対処して良いのか手をつかねる。そんな彼らに、崩れた校舎から脱出するチャンスが訪れるが・・・・
・シリーズの二巻目で、2008年に「鈴木みら乃」から発売されました。
一巻では、悪いヤツが2人のヒロインを無理やりハメてしまうところまでが描かれましたが、本巻ではそのヒロインたちがセックス狂いにされ、悪漢に心底ホレていってしまう、「寝取られモノ」としてのクライマックスが描かれます。
「無理やりこんなことしてヒドイわ悔しいわでもでもキモチイイ〜!オ○ンコ溶けちゃう〜!あなたのこと好きになっちゃう〜!ていうかとっくに大好き〜!」という頭の悪そうな濡れ場が延々続き、そのシチュも、彼氏がすぐ隣で寝ていたりという寝取られの定番ばかりですので、このジャンルが好きな人にはまずまずアピールすると思います。
一方で難点は、一巻のレビューでも書きましたが、世界設定が大げさすぎて、「寝取られ」という本来のテーマを弱めてしまっていること。
大地震とか都市水没とかいうシャレにならない災害が描かれるため、そこで「友人をどう出し抜いてオ○ンコするか」などということばかりに腐心している登場人物たちに、「アホか!時と場所を考えろ!」とツッコミたくなってしまうのです。
極端なハナシ、こんなストーリーであれば、舞台は深夜の学校での合宿だとか、キャンプ地で肝試しをするだとか、その程度のもので良かったはずです。
と言うより、そうした地味なシチュでこそ、「寝取られ」というエロ部分が生きてくるのではないでしょうか。
まわり中で人がペシャンコになって死んでるのに、寝取られもオ○ンコもないもんだよまったく・・・・
「抜ける度」は一巻と同じ2.5。
ちなみに作画は可もなく不可もなく、平均的な仕上がりです。
またCVのアヘ声はとても可愛くてグッドですね。(彩雲11型)
→戻る
|