黒愛 一夜妻館・淫口乱乳録

『異常性欲人妻 射精地獄の宴2』

 

 ストーリー・人妻の水野かをりは借金で首が回らず、連日の取り立てに怯えていた。そこに月虹館で調教任務に励む五丈テツヤが現れる。彼の誘惑に乗ったかをりは、館で男たちの肉便所となること、そして妹の方丈ほのかまでも生贄として差し出すことを受け入れてしまうが・・・



 ・シリーズの二巻目です。
 一巻目のレビューでもストーリーがワケ分かんないと書きましたが、二巻目ではさらにワケ分かんなさがヒータップしていてもはやグチャグチャです。いや物語の大枠みたいなものは何となく分かるのですが、各エピソードがその大枠を組み立てるべくリンクしたり補完し合ったりしていないので、どうでも良いバラバラのハナシがそれぞれ勝手に突っ立ってるような印象です。
 これはもしかしたら、原作ゲームにある複数の攻略ルートを適当に束ねてアニメ化しているせいなのかなあ?そうだとすれば、一本のアニメ作品として一貫した演出を放棄していることになり、まあ原作ファンに対してはそれでも良いのかもしれませんが、やはり少し不親切、かつ怠慢な制作姿勢ではないかと感じます。
 エロシーンは一巻目同様非常に多く、淫乱爆乳人妻の調教ですとか女教師の処女レイプですとか触手ジョワジョワですとかバリエーションも豊富。またそれぞれに濃密でもありますが、こうまでズコズコジュポジュポやり通しですと、いささか空テンション気味と言いますか、見ていてメリハリが感じられずに退屈な印象もありました。
 またむらかみアニメのお家芸とも言うべき例のヒョットコフェラは、もはやエロいと言うより単なる変な顔というレベルにまで先鋭化しつつあり、これも好みの分かれるところではありましょう。
 二巻目の「抜ける度」は、オイラ的には2と低めです。でもむらかみファンの人には必見と言える内容かもしれません。
(彩雲11型)


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