魔が堕ちる夜 第二章
淫らな水師

 ストーリー・魔界の王女シェリスは、宿敵魔神ギルバの部下、メデューナの罠にかかって捕らわれてしまった。スライム触手にアナルを犯されて悶絶するシェリス。しかし一瞬の隙を衝いて罠から脱した彼女は、猛然と反撃を開始する。




 ・ゴスロリダークヒロインが陵辱される
シリーズの二巻目です。
 前巻のラストで主役のシェリスちゃんが捕まってしまい、さあ二巻目からは彼女がグリグリ犯されたり調教されたりするんだろうなと期待しましたが、どうにも煮え切らない展開と低テンションの濡れ場にガッカリ。もっと面白く出来ると思うんだけどなあ・・・
 二巻の内容は、シェリスちゃんアナル陵辱→シェリスちゃん逆襲→シェリスちゃん再び捕まる→シェリスちゃん処女喪失、となっていて、展開を平板にしないために色々ヒネっているのは分かるのですが、どうもその小賢しい構成ゆえ、エロとして散漫になってしまった感が否めません。
 具体的に言いますと、シェリスちゃんが逆襲するパートは不要でありましょう。
 何となれば、エロを押しのけて挿入されるわけですから、それでドラマとして面白くなるなら結構ですが、ちっともそうではないからです。ジャマくさいだけ。
 そもシェリスちゃんが捕まってしまうのも、魔力を罠で奪われたり何だりという凝ったギミックがあってそうなるわけではありません。単に敵陣にノコノコ出かけていって戦い、くたびれて捕まるだけ。
 故に見ていて少しもハラハラせず、バカらしい話だなあとウンザリするだけです。それならエロの尺を増やしてくれた方がイイですよ。
 また一巻同様に作画のレベルが低く、調教場面をビジュアルの迫力で見せるということが出来ていません。
 シェリスちゃんがフタナリにされ、「(射精の)ガマンの仕方が分かりませんわ〜」とか言って悶え苦しむシーンなんかはシチュとして美味しいのに、見ていて「安い絵だなあ」なんてことのが気になってしまいます。これはポルノとして大きな弱点でしょう。
 「抜ける度」は一巻同様2.5としますが、次巻への期待がシボんだという点で、視聴後の印象はやや悪くなっているように感じました。
(彩雲11型)


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