魔が堕ちる夜 第三章
敗北者の淫辱
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ストーリー・一旦はメデューナたちを追い詰めたシェリスだが、再び囚われの身となり、ギルバによって処女を奪われてしまった。もはや抵抗の術もない彼女に、ギルバの部下ミーティーの更なる陵辱が襲いかかる！
・シリーズの三巻目で、見た感じこれが最終巻のような体裁です。なので、完結という前提でレビューを書きますが、違っていたらスイマセン。 さてこの三巻目の内容は、前巻で宿敵に処女を奪われたシェリスちゃんがさらにイジメられるというものです。 エロの構成としては、 （１）シェリスちゃんが、敵の術（他人を糸で操るような魔法）によって強制オナをさせられる。 （２）シェリスちゃんが人間たちによって輪姦され、自我がアポーンになり、肉人形になる。 とシンプルです。 それは良いのですが、どうも全体に散漫な印象があり、また中途で過去の経緯などが回想シーンとしてダラダラ挿入されたりなど、尺全体としての盛り上がりを甚だしく欠いています。 これは恐らく、原作小説（未読）での展開や描写をなるべく盛り込もうとして上手くいかなかったんじゃないかと想像するんですがどうでしょうか。 つまり原作では、シェリスちゃんが敵と出会ったり戦ったりというシーンがキチンとあり、それが全体の構成の中で順序よく配置されているんではないかと思います。 しかしアニメの尺でそれをキッチリやっていたら視聴者がダレてしまうので、各巻に少しずつ、ストーリーパートのようなものを、エロの幕間として入れてあるのではないでしょうか。 まあそういうやり方も工夫と言えばそうですが、実際見てみますと単にエロのテンポが悪くなってかったるいだけという印象です。 なので、あくまでオイラの個人的な趣味に照らせば、ストーリーパートなどは全て潔くぶった切り、一巻でシェリスちゃんが捕まった後は延々陵辱シーンが続くだけで良かったのではないかと思います。 それならば全体の尺も二巻分で済んでコンパクトです。原作ファンの人はエロシーンが動くサービスフィルムとして楽しめば良いですし、そうでない人はウザったいストーリーなんぞを見せられなくて済みます。つまりアニメ化をする際に、もっとスタイリッシュなシリーズ再構成をする思い切りが欲しかったと総括したいです。 ちなみにこの三巻目も作画状態は悪く、それだけでエロい気分が削がれてしまう向きがあるのは残念です。ちょっとファイブウェイズ的と言っては失礼ですが・・・ 三巻目の「抜ける度」は２とします。（彩雲１１型）
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