継母(ままはは・全二巻)

 ストーリー・父が死んだと聞いて、ジャンは二年も戻ることのなかった実家へ帰った。彼を迎えたのは父の後妻シルビア。その顔を見てジャンは驚倒する。彼女は亡くなった実母にソックリだったのだ。




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2005年にバニラレーベルから二巻構成で頒布された作品です。
 原作は
牧野新橋氏(バニラでよくクレジットされる人)となっていまして、もしかしたらオリジナル企画なのかもしれません。
 舞台は中世ヨーロッパのような感じで、美しい継母と一緒に亡父の実家へ引き取られた少年が、その継母とハメたりお屋敷のタカビーお嬢様とハメたりという内容になっています。
 お屋敷では人々が奇妙な行動を取り、全体にサスペンス調の展開となっているため、ストーリー的にはそこそこ飽きさせません(オチはベタだけど)。
 しかしバニラレーベルの常で、エロスに対するこだわりが弱く、「ここで抜いて!」というクライマックスが全く存在しないのは難点でしょう。
 ヒロインの継母は超乳というか魔乳というか、とにかくすごいオッパイなので、お母さんのお乳に甘えたいという人には良いかもしれませんが、そもそもこの人のエロシーンがそれほど多くないので、抜くのには使いづらいでしょう。
 一方で屋敷のお嬢様たちが主人公をセックス奴隷にするという部分はそこそこ尺があり、タカビー女にイジメられたいというM男クンにはちょっとアピールするかも。
 「抜ける度」は1.5。
 ちなみに作画や美術はまずまず良好ですが、淫靡さを欠く感があるのは毎度このレーベルの困ったところ。リピートが多いことも気になりました。
(彩雲11型)


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