魔法のルージュ りっぷ☆すてぃっく

(1985/白夜書房)

↓画像は輝川 流一様の提供です。

 ストーリー・(本文参照)




・少女ユマは隣に住むお兄ちゃんに夢中。あの手この手で誘惑しますがどれも上手く行きません。それはユマが幼いからです。ある日、行き倒れになりかけてた豚のセールスマン(文字通り)を助け、そのお礼に彼の商品の内の一つであるルージュを譲って(半ば勝手に持って行ったと言えなくもない)貰います。そのルージュは唇に塗ると大人に変身できる魔法のルージュだったのです!


・もしも大人になれたらナニしたい?お酒?それともタバコ?えっ、なになに?「Hがしたい!」そう!そう!そうだよねっ!絶対そうだよねっ!!と、言う訳なのかは定かではないけど結局はそうなんだろう。当時、誰もが待望していた「変身魔法少女モノHアニメ」ではありますが、この「森野うさぎ」さんのキャラデザインでその思いに応えられたかと言うと?難しいですな。この頃の作品にしては珍しく、OP・ED…テーマソングは一緒だったんですけど。さらに前/後アイキャッチと全て揃っている。流石に続編もないのに予告編を入れる事は出来なかったようですがね。そもそもが魔法少女モノTVアニメ(ミンキーモモとかクリィーミーマミとか…)を真似ていたのだから当然といえば当然なのだが、ほとんどのアダルトアニメが本編とエンディングのみである事を思えば構成面においてはよくやったと言えるでしょう。ただ…Hシーンよりも一般シーンにリキが入り過ぎていないか?バトルシーンはやたら派手だし…画面のスクロール系表現もかなり多用してたな。やはり一般シーンはそこそこに、エッチを盛り上げて欲しいよな。

・主人公ユマの変身した姿はミア。ライバルキャラのまなみは同じ学校に通ってる(同学年?)少女、絵魔(えま)の変身した姿。本編でまなみの使ったいろいろなモノは、彼女がルージュで描いて実体化させたものと思われます。ルージュのもう一つの力、「描いたモノを実体化させる力」を使ったわけですね。絵を描くのはユマと違い上手との設定らしいですから描いた時の効き目も良いはず。あのルージュはどこかで拾ったらしいです。誰かが言ってましたよ、どこかに落っことしてしまったって。ユマの隣に住むお兄ちゃんの名前は真(しん)です。豚のセールスマンは…なんて名前なんでしょうか?ルージュに宿った妖精の名はリープ。ちなみに「気持ちがのぼりつめる」と、魔法が解けてしまうらしいですが…って言う事は、このルージュで大人に変身しているからには「イク」ことが出来ないってこと?う〜ん、それはイヤかも。せっかく大人になってるというのにさぁ。

・ヌキどころは前半のまなみと真のHと後半のミアと真のHだが、後半のほうかな。ヒロインえっちは良いもんだ。絵柄はともかく動きは良いし、声優さんの演技の出来も良い。モザイクなどの修正は入ってないが「描いていない」くらいのの書き込みにて動かすのも一つの手ですか。抜ける度はオマケで2。

・アニメとしてのお勧め度は2〜3。HシーンもあるOVAと思って見る分には一応は問題ないでしょ。声優もなかなかに豪華だ。この頃の何処かの某有名ロボットアニメ「ZZ」で聞いた事のある声がちらほらと。レンタル以外でお目にかかれるとは思えませんが、中古販売があれば手にしてもいいのでは?そりゃ〜、値段にもよりますよ。
(輝川 流一)


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