魔法少女沙枝 第二話「十四人目の魔法少女」
ストーリー・孤独に戦う楠沙枝に魔法少女の仲間が出来た。それは沙枝の親友、西島翔子だった。そんな2人に、バルドイと名乗る新たな「違反者」が挑戦してきた!
・ヲタ向け人気小説のアニメ化シリーズ第2弾です。 オイラは一巻目と同時にこの二巻を見たのですが、一巻と比較するとエライレベルが下がっている気がしました。つまり、あんまり面白くないです(ゴメンナサイ)。 まず何がいけないと言って、エロ演出が非常に混乱しており、キモとなるべき部分がてんで迫力を欠いていることです。 今回の敵(何だか「バスタード」の魔神コンロンみたいなヤツです)は「羞恥」が好きという売り込みでして、実際「女の子が恥ずかしがる姿を楽しむ」とか何とか能書きを言うんですが、さてではスゴイ羞恥責めを見せてくれるかと思いきや、全然そんなシーンはありません。 と言いますのも、ヒロインの沙枝ちゃんはすぐに魔力でメロメロにされてしまい、バルドイ君のなすがまま。あとは毎度のひまじんレーベルのノリで「オ○ンコ気持ちいい〜!もっと奥まで突いて〜!」と大騒ぎ。そんなモノのどこが「羞恥」でしょうか。 一方新たに登場した第2のヒロイン翔子ちゃんは、ルックスこそ巨乳のメガネっ娘という美味しいお約束モードですが、なかなかどうしてシッカリ者であり、輪姦されたって特段恥ずかしいとも言わずに堪えてみせます。コチラもちっとも「羞恥」じゃないです。 かよう、「今回のテーマ」たるべき部分が看板倒れなんですから詐欺もいいところ。原作がダメなのか、アニメスタッフがダメなのかは知りませんが、こういうテキトーそのものの演出は、エロアニメとか何とか言う以前に作品として不誠実だと感じてしまいます。 エロシーンのテンションも低く、ヒロイン2人が輪姦される様をユルユルと映すだけであり、その心情や、また官能への怖れあるいは期待といったものが全く伝わってこないのはウンザリでした。 それとこれは好みの問題でもありましょうが、いきなりアナルに二本差しというのはリアリティもクソもなくて白けてしまいました。 「魔力で肛門を強化」しておいてから行為に及ぶんですが、フツーの感覚からすれば「オイオイ、怪我しちゃうよ」と思うのが当然であり、エロい手触りなど感じ取りようもありません。そんなバカなプレイを見せるより、他にやることはたくさんあると思うのですが・・・。 作画も一巻目よりは低調で、スケジュールの都合なのか何なのか、全体に描き飛ばしているようなそぞろな印象があり、デッサンが大きく崩れるシーンが多いことも気になりました。 「抜ける度」は1.5。人気シリーズに育つ素質はある作品だと思うので、もっと大切に扱ってあげて欲しい気がしました。(彩雲11型)
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