メスのちトラレ(上、下巻)


 ストーリー・玲子は美貌の生徒会長だ。しっかり者で気の強い彼女だが、副会長のシンタローにはもうメロメロ。恋人同士の2人は一緒に学園祭を見回るが・・・・



 ・2013年にメリージェーンレーベルから発売された作品で、原作はコミック作品らしいです。
 2巻構成となっていますが、それぞれの尺は約15分であり、実質的には30分の単巻作品と言っても良いでしょう。
 そうした尺の余裕のなさ故か、あるいはそもそも原作がそうなのか、内容はやたらと駆け足になっています。
 ヒロインとサブヒロイン、コキュ役の男子キャラが紹介された後、アッと言う間にヒロインは不良にレイプされ、サブヒロインも犯され、コキュ役の彼氏は不良にボッコボコ。とてもコンパクトな展開です。
 いきおい尺の大半は濡れ場となっており、それはエロとして結構だとは思うのですが、こういうネトラレものの場合、やはりもう少しドラマ部分も描いた方が良いのではとも思います。
 ヒロインは処女レイプされておきながらすぐに「オマンコ気持ちイイ〜」状態になってしまいますので、寝取られて堕ちていくというプロセスがあまり無く、それではこのジャンル的に弱い気がするのです。
 サブヒロインに至ってはどうやってレイプされてしまったのかさえ描かれず、またこちらも処女レイプなのにすぐ「種付けしてェ〜」とアヘアヘ大騒ぎ。これでは興醒めではないかと感じました。
 
「抜ける度」は2.5。
 ちなみに作画はまずまずのレベルで、女の子たちの表情も可愛らしいのは良いと思います。(彩雲11型)

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