熱砂の惑星2 性の牝犬ケイト

 ストーリー・惑星ドゥネの連続女性失踪事件を調査中、自らが組織の虜になってしまった女捜査官、ケイト。彼女を捕らえた組織員ブリックは、彼の妻と称するキャシーという女性にケイトを調教させるが・・・




 ・第1巻を上回るヌルめの展開にウンザリしてしまう第2巻です。
 せっかくのヒロイン調教ものなのに、ケイトは最初から奴隷扱いにノリノリです。どういう女でしょうか。
 そもそもこれって一体、どういうドラマを作るつもりだったのでしょうか。自分をレイプした男に運命的な絆を感じてしまうというドラマはよくありますし、本作もそれが眼目だったのかもしれません。しかしそれなら、わざわざエージェント捕まりモノなんかにする必要はなかったでしょう。何より「堕ちていく」というセンスが全く感じられないのは興ざめです。
 ラストは何やら純愛モノ風ですが、つくづく捜査官の器じゃなかったケイトちゃんだなあ。
 ところでこの2巻からは、ケイトのCVが天野由梨氏から本間ゆかり氏へ代わっています。天野さんファンのオイラとしてはショックですが、でもこんな作品ならまあ良いかなという気も。(^^;)「抜ける度」は1です。
(彩雲11型)


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