狙われた女神天使エンゼルティアー

〜守った人間達に裏切られて〜

女神天使・優理〜啼きしゃぶる肉棒おもてなし


 ストーリー・女学生の優理には秘密があった。女神天使エンゼルティアーに変身し、邪悪な魔族と人知れずに戦っていたのだ。しかし魔族は狡猾な罠を仕掛けてきて・・・・



 ・2014年にPoROレーベルから発売された作品で、シリーズの1巻目ということです。原作は人気PCゲーム。
 いわゆるヒロインピンチものですが、そうしたもののパターンからちょっと外れていることがウリのようです。
 通常こうしたジャンルでは、正義のヒロインが魔物等に敗れて犯されるという展開になりますが、本作では魔物はあまり表に出ず、魔物の毒気に当てられた一般人がヒロインを犯すという構成になっています。
 星の数ほどあるヒロピンものの中で独自色を出したい、ステレオタイプのヤッツケ作品にしたくないという壮図、熱意は分かりますが、少なくともこのアニメ 版に限って言えば、そうした工夫こそが、はしなくも作品のテンポを損ね、視聴者の食い付きを悪くしているように感じました。
 ヒロインは魔物の毒気に当てられた人々を浄化するため、その欲望、端的には精子を吐き出させようとします。
 そのために手コキをしたりパイズリしたりと奮闘するのですが、それによって男たちはさらにポテンツが上がってしまい、発射した後もヒロインに襲いかかって犯しまくります。
 そうした構成が、つまり本作の個性ということなんですが、ヒロインがレイプされるのに何だってそう色々と手順を踏まなきゃならんのだという気分になってしまいます。
 そもそも散々男たちのチンポをしごくわナメるわしておいて、いざ犯されるとなるや「どうしてこんなヒドイことを!」もないもんです。
 嬢が「ウチは本番はダメだから」と最後だけ勿体ぶってるようなものであり、そんならむしろ、清純なヒロインが最初から力づくで魔物に犯されるというシンプルなものの方が良いよなあと思ってしまう。
 独自色を出そうとするのは良いけれど、それが作品の面白さに繋がらないなら本末転倒ではないでしょうか。
 濡れ場自体のテンションも低く、また作画状態もあまり良くなくて、ビジュアル的なアピール度も弱いことは気になりました。
 
「抜ける度」はオイラ的に2。
 続巻での巻き返しに期待したいです。
(彩 雲11型)

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