寝取られファイター ヤリっちんぐ!(全三巻)

 ストーリー・悪漢ギールの所有する豪華客船。そこに潜入した愛とサリーは、ワナにかかって囚われの身となってしまうが・・・・




 ・2010年から2011年にかけて、ブートレグレーベルから発売された作品です。
 原作は人気同人マンガらしいですが、詳しいことは浅学にして存じません。
 内容的には、悪の組織に捕らわれたヒロイン(良く分からないが、諜報員であり格闘家でもあるらしい)らが媚薬でアヘアヘにされ、救出にやって来た仲間の男たちの前で延々陵辱され続けるというモノです。
 シンプルで分かりやすいですし、狙っているユーザー層が明確なことも良いと思うのですが、オイラは全くノレませんでした。と言うより、失礼ながら、かなりウンザリさせられました。
 それは本作に責があるというわけではなく、むしろオイラの個人的な嗜好によりましょう。
 と言いますのも本作は、一見ヒロイン捕まりモノジャンル・・・つまり被虐系に見えますが実はそうではなく、逆に痴女がノリノリで大暴れするようなオハナシだからです。
 何しろヒロインたちは最初から媚薬でアポーン状態であり、敵に犯されながら「私のオ○ンコがああなってこうなって、クリがどーたら奥の方がどーたらでアァすげぇイー気持ち!」と、詳細に解説しながら大騒ぎ。
 仲間の男たちも「おおアイツのあんな姿を見ているとオレのティンコがどうしてこうしてグワー射精が止まらねえ!」とか何とか負けずにハシャギまくります。 
 視聴している方としましては、それで興奮するどころか、「ああそうですかキモチイイですか若いって羨ましいですなあ」などとドッチラケる一方で、しまいには縁側でお茶をすすりたいような心境にさせられました(^^;)
 何と言いますか、スベってばかりのつまらない芸人が、ギャーギャー空テンションで騒ぎ続けているだけみたいな印象で、エロとしての本質部分が空疎に思えました。
 とは言え、こうした勢いで見せる痴女モノがお好きな向きにはアピールしましょうし、作画もややクセはあるけれど平均クラスですから、ダメというのではなく、見る人を選ぶ作品なのではないかと感じます。
 オイラ個人的には「抜ける度」は2弱です。
(彩雲11型)


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