連結方式 3rd.「BLIND」
ストーリー・深田澪はお嬢様学校に通う美少女だ。成績も抜群の彼女だが、周囲と上手く馴染めず、孤独を深める毎日。そして自らの恥ずべき性癖も、彼女を悩ませていた。
・シリーズの3巻目で、2008年に発売されました。どうやらこの巻で完結となっているようです。 この3巻目は、優等生、しかも美少女が、しかし内面にはドロドロした変質性を秘めていて、ある事件をきっかけに、それを爆発的に解放していく様が描かれます。 ・・・と書くと何だか面白そうな気もしますが、実際見てみますと、展開にヒネリが無くてかなり退屈な印象を覚えました。言ってしまえば、ヘンタイさんがカミングアウトしてああ良かったねというだけのオハナシだからです。 エロとしては、前半は気弱なメガネっ娘が輪姦される鬼畜展開、後半はメインヒロインが「調教レイプキボンヌ!」なんつって悶えまくる痴女大暴れ展開となっています。 構成としてメリハリが効いているのは良いと思いますし、淫靡な雰囲気も出ていますが、上で書いたように全体のプロットが平板なため、エロシーンの興もノリが悪く見えてしまっているのは残念に感じました。 またメガネっ娘の方は、処女レイプということで一応は抗ってみせるものの、すぐに「イイ〜、もっとしてェ〜」とヨガリ出し、まあお約束の演出とは言え、リアリティの無さにウンザリさせられましたです。 三巻の「抜ける度」は2.5。 タイトルからして「連結(セックス、もっと言えば男女の繋がり様)」の様々な形態という意味合いを込めていたのだと思いますが、どうも見せたいモノがハッキリしない、あやふやな印象のシリーズとなってしまった感がなきにしもあらずですね。(彩雲11型)
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