連鎖病棟(全二巻)
ストーリー・山田修司は清里病院に勤務する青年医師だ。熱心で優しく、皆から慕われる彼だが、胸の奥には秘密の目的が隠されていた。それは・・・・
・2007年にミルキーレーベルから頒布されたシリーズで、原作はPCゲームだそうです。 内容的には非常にステレオタイプのナースもので、個人的な復讐のためにとある病院へ潜り込んだ青年医師が、ナースたちを次々と陵辱、調教し、協力者として利用していく・・・・という、これまでに百万回は見せられた感のあるプロットとなっています。 エロとしてのキモは、ナースたちがレイプされ、調教されてアポーンというヤツですが、被虐味は相当に薄く、それがそのまま本作の弱さとなっている印象があります。 何しろナースたちは皆全く堪え性というものがなく、バージンのクセに二発目からすぐ「イグイグ!キモチイイ!突いてエグって孕ませて!」と大騒ぎ・・・・みたいなノリばかり。 せっかくレイプ、調教というネタを扱っているのですから、官能に負けて次第に屈服していくような様を見せてもらいたいではありませんか。 ヒロインが多すぎて尺に余裕がないのならともかく、本作では3人と小所帯ですし、もっとじっくり、1人1人が陥落していく様子を描くべきだったと思うのですが・・・・ 「抜ける度」は個人的に2.5。 ちなみに作画は上質で、爆乳系の作品らしいプルプル感も良く出ていますが、下巻ではリピートや止め絵がやや多くなったのは気になりました。 またヒロインらの口の輪郭がギザギザになる描写(アワアワと震えているのを強調する表現?)は、見る人によっては違和感があるかもしれません。(彩雲11型)
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