レイプ!レイプ!レイプ!

Vol.03 連鎖する狂気

 ストーリー・拓海の暴走は止まらない。女教師、婦警、アイドル、そして母や姉までが彼の毒牙にかかっていく。しかし・・・・




 ・シリーズの3作目で、これで完結となっています。
 2巻までは、レイプ魔が次々と新しい獲物を探していくという展開でしたが、さすがにくたびれたのかネタ枯れなのか、この3巻ではちょっと引き返してまた以前の娘を襲ったりという、ややダレた構成になっています。
 新たな獲物としては、婦警さん、女教師、母や姉(!)などが出てきますが、中で一番長く尺が割かれているのがアイドルの陵辱シーンです。しかるにこれがどうも良くない。
 これまでは力任せ、問答無用でレイプを続けてきた主人公なのに、このアイドルに対しては、「ボクは事務所の関係者。言うことを聞けば大きい仕事をあげるよ」などと安いウソで関係を持とうとします。
 呆れたことにアイドルはその申し出をホイホイ受けて身体を開き、のみならず、主人公に命じられてステージ上でストリップを演じたりします。リアリティの欠片もない展開にウンザリです。
 肝心の濡れ場は、これまでの巻でもそうだったように、ただただ陰惨で救いが無く、後味の悪さばかりが際立っているのは困りものだと感じました。
 何だか見ていて、「レイプは犯罪です。このような行為を行えば法律で罰せられます」などというアダルトソフトに付き物の注意書きを、棒読みで読み聞かせてやりたいような心境にさせられました(^^;)
 3巻の「抜ける度」は2。
 作画やCVが悪くなかっただけに、抜き用エロとして今ひとつ使いにくいシリーズとなってしまったことは残念です。
(彩雲11型)


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