凌辱ゲリラ狩り3 1st.「躊躇いの白い軍服」

 ストーリー・エレーヌは連邦義勇軍の戦艦「ヴィクトワール」の艦長だ。共和国との戦争終結のため、ヴィクトワールを引き渡しに向かうエレーヌら。しかし連邦は裏で謀り、エレーヌたちを共和国へ売り渡そうとしていた。




 ・2008年に「鈴木みら乃」レーベルさんから頒布された作品です。
 友人宅で見せてもらったのですが、ストーリーがさっぱり分からなくて困りました。
 原作はPCゲームらしいのですが、友人もゲームはやったことがないそうで、詳しいシチュなどは分からないとのこと。で、帰宅してからオフィシャルサイト等で調べ、ようやく少しオハナシが理解できました。
 ストーリーが分かりにくいと言っても、色々複雑な事件が起こったり、難しい専門用語が出てくるわけではありません。
 内容的には「女性士官が1人レイプされる」というだけのことなんですが、何故彼女がレイプされないといけないのか、レイプする男は何者なのか等ということが全く説明されないため、見ていても濡れ場に集中できないのです。
 エロなんだからストーリーはどうでもイイという見方もありましょうが、ストーリーの運びがダメなためにエロまで楽しめないというのでは、やはりポルノの脚本として失格だと思います。
 さて肝心のエロ部分ですが、前述のようにテンからエロに入り込みにくいことや、エロ自体の平板さもあって、印象はあまり良くありません。
 レイプされるエレーヌという女性士官も、バージンのクセに、犯されるとすぐにアヘアヘよがって大騒ぎ。
 気が強く、プライドの高い女を汚し、貶めるというネタなんですから、媚薬を使うとか洗脳機を使うとか、ガジェットや責め方に凝って欲しかったです。
 また犯す男のブサイクな顔がやたらアップになるのも萎え。色々言葉責めなどもやりますがウザイだけです。
 作画もイマイチで、スケジュールがタイトなのか何なのか、いかにもテキトーに描いている感じがイヤだなあ。デッサンもやたら崩れるし。
 一巻の「抜ける度」は2とします。
(彩雲11型)


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