陵辱の連鎖(全二巻)
ストーリー・芹沢弘子は美しくグラマーな人妻だ。ある日娘の美貴が誘拐され、レイプされるという事件が起こる。娘を返して欲しければ言うことを聞けと迫る犯人たちに、弘子は仕方なく従うことにしたのだが・・・
・バニラレーベルから二巻構成で頒布された作品で、原作は毎度PCゲームらしいです。 内容的には非常にオーソドックスな拉致・監禁・陵辱・調教モノで、レイプした女性のビデオを売ってボロ儲けをしている悪党共がおり、彼らがまずバージンの女高生を捕まえて犯し、次のその母親を犯し、さらには母親の姉までをも犯しちゃって孕ましちゃってワハハハザマァミロという救いのないストーリーが展開します。 こう書くといつものバニラアニメという感じですが、本作は味付けがやや変わっていて、女性たちの心理が摩耗し、絶望に追い込まれていく様を、言葉責めなども取り入れながら丁寧に描いています。 換言しますといささか古典的な演出とも言え、団鬼六やダーティー松本氏などの監禁調教作品を想起させられました。なので、そういうちょっとレトロなのがお好みの方には良いと思います。 3人の女性キャラはいずれも爆乳ですから、オッパイ星人の人にも向いているでしょう。 作画はバニラっぽい、平板でチープな感はありますが、拘束ベルトなどのガジェットをマジメに描き込んであるのは好印象でした。 「抜ける度」は2.5。オイラとしては、バニラ作品に限れば比較的オススメの部類です。 ちなみに時間経過に関する描写が雑で、犯されてから一日二日しか経っていない印象なのに、もう女の子が妊娠したりレイプビデオが発売されたりするのには面食らいました(つまり劇中では数週間が経っているということらしい)。 しかしまあこれもご愛敬と笑って見る余裕がエロアニメには必要なんでしょうね。(彩雲11型)
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