RIN x SEN 下巻

 ストーリー・転任した問題校で、蛯原うららは日々不良たちの慰み物となっていた。そればかりか、校長や他の男性教師までがうららに食指を動かし始めて・・・・




 ・シリーズの下巻で、上巻同様2010年に鈴木みら乃レーベルから発売されました。
 上巻ではアホウなヒロインがワナにかかってグチョグチョに犯されましたが、下巻でもそればっかりではさすがに間が持たないからか、スベ公っぽい第二ヒロインや、ついでにオツムの弱い女子高生まで濡れ場に参加してみんなでキモチイイー!という、バリエ感が強調された作りになっています。
 どう見たってバッドエンドまっしぐらな展開ですし、故に簡単に先読みが出来てしまいますから、「これからどうなるのかな?ヒロインは助かるのかな?」なんてドラマの終着に興味を持って見続けるのは困難でしょう。要するに、文芸的にはヒネリが無さ過ぎると思います。
 一方でエロとして見ますと、上で書いたように上巻よりはバリエ感があって楽しいですし、スク水やブルマ等、学園ドラマらしいコスの要素も見せようというサービス精神が感じられるのは悪くないと思います。
 求めて見るほどの内容とは思えませんが、学園モノのお好きな方が暇つぶしに眺めるのには良いかもしれません。
 「抜ける度」は上巻より少し上がって2.5。
 作画は上巻と同等ですが、キャラたちの表情は被虐味が増していて良いと思いました。
(彩雲11型)


→戻る