THEガッツ!(全2巻)

 ストーリー・中島秋吉はひ弱そうな青年。女の子に告白しても、「頼りないから」とフラれてしまう。一念発起して工事現場でバイトをし、体を鍛えようとするが、そこには一癖も二癖もある女性陣が待ちかまえていて・・・・




 ・2005年に「アニメアンテナ委員会」から発売された作品で、原作はPCゲームだそうです。
 発売されたのは2巻分で、それで完結なのかはちと判じかねますが、その後続巻がないことからして、恐らくこれで終わりなのだと思います。
 さて、本作は異色作だとネット等で聞かされていましたが、実際見てみるとなるほど変わっています。
 と言っても、支離滅裂な内容というワケではなくて、文芸や世界観はシッカリしている。ただ、扱うエロの嗜好がチト風変わりなのです。
 それを強烈に象徴しているのがヒロイン(なんだろうなあ)であり、おタカさんというこの女性、全身筋骨隆々のマッシブデカ女。そんなエロヒロインいねーよとツッコミたくなってしまいます。
 彼女以外にも女性はたくさん出ますが、皆おしなべて我が強く、向こうから強引に性交を求めてきたりします。
 つまり本作は、強い女からセックスで支配されたいというM男クンあたりがターゲットであると思われ、その意味でテーマがハッキリしているのは良いと思います。
 また「強い女」と一口に言っても、その中で筋肉女あり、タカビーお嬢様あり、ヤンキー女あり、年増の女上司ありとバリエーションに富んでいるのも好印象。
 明るく分かりやすいドラマ展開や良質な作画も、このアホらしいコメディを上手く支えています。
 オイラ的には「抜ける度」は1.5。
 しかしこの手のモノがツボな人には、かなりの良作と映るでしょう。
 マジメに、丁寧に作られた、憎めない感じの小品です。
(彩雲11型)


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