聖肛女〜背徳の美臀奴隷〜
第1章 聖なる契約書

 ストーリー・僻地の教会で日々を送る美しいシスター、ロザリア。その彼女の静かな生活が、ある日一変した。突然やって来た監査役の神父、エドワード、彼はロザリアにとって忘れがたい、忌むべき人物だったのだ!・・・




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ミルキーレーベル頒布作品で、例によってPCゲーのアニメ化だそうです。
 ジャンルとしては古くからあるシスターもので、それにスカ要素を入れることで、聖女が汚れ、堕落するというテーマをより強く表現しています。
 ストーリーはかなりクラシックな雰囲気で、男との淫蕩な関係に疲れて僻村に逃れたシスターを、その男が追ってきてエロエロいじめるというものです。
 何やら、平和な主婦生活を送っているヒロインのところへ、昔のヒモが復縁を迫りに来るというような古典的ポルノを想起させます。
 シスターは以前、男と「ヴァギナを犯さない代わりにアヌスを捧げる」とか何とかいうバカな契約を交わしており、それを手形に再びお尻をイジメられます。浣腸もされたりしてブリバリ噴糞します。
 問題はそうしたアナル性愛シーンのノリが悪いことで、どうも平板と言いますか、エロのキモとしての強いリビドーが感じ取れないことは残念です。
 アヌスという、男女を問わずイチバンの羞恥部分を責めるのですから、そこを揉みほぐす段階から、ネチっこくこだわって描写してやるべきではないでしょうか。そもそもローションも使わずにアヌスで交わったりしたらケガをしちゃうよ〜などと、見ていてそんなことの方が気になってしまうのは、エロとしての迫力を欠くからでありましょう。
 また脱糞シーンもおざなりな描写で、一緒に視聴した友人はスカ好きとして物足りないと言い、スカが嫌いなオイラは最初からスカシーンに目をふさいでおり、つまり演出に徹底を欠くため、スカ好きにもスカ嫌いにもアピール出来ない中途半端な内容になってしまった感があります。
 作画はまあ普通レベルですが、原作ゲームの味なのか、女体がやたらにゴツゴツと筋肉質なのは個人的に気になりました(シスターのグラマーさが上手く表現されていない)。
 この1巻目の「抜ける度」は2です。
(彩雲11型)


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