G−taste 〜川村 美鈴〜

 ストーリー・女子高生の川村美鈴は、「お兄ちゃん」と慕う男性から競泳水着姿を見せて欲しいと懇願される。戸惑いながらもそれに応じたところ、何故か次第に興奮してしまい、「お兄ちゃん」の前で痴態を演じることになってしまうが・・・




 ・シリーズ5作目で、何だか尻切れトンボな終わり方をしていた4巻目の後編的内容になっています。
 前回のヒロインもバカでしたが、今回のヒロイン美鈴ちゃんはそれに増す大バカで、「お兄ちゃん」の前で自ら散々オナっておきながら、「恥ずかしいところを見られてしまった。もう嫌われてしまったわ。あたしどうすればイイのでしょう?」などという悩みを尺の前半で延々と吐露します。見ている方としては「ああ大変だな、可哀想だな」などとは無論思えず、どうでも好きにしろよと言いたくなってしまいます。
 さらにあるまいことか、このバカはその悩みを前回のヒロインに相談してしまうというモノスゴイ展開。バカがバカの悩みをどう救うんだなどという心配をよそに、2人はせっせと百合プレイに興じて、もはや何が悩みだったのかサッパリ分からなくなってしまいます。トホホホホ。
 要するにこの5巻目と前巻は、フェチエロスと銘打ちながら、本体部分ではギャグコメディとしての要素を強く持っています。ヒロイン達がまず荒唐無稽なほどのアホですし、彼女らを「治療」する女医も、その切れた女王様ぶりが非常にコミカルです。味としてこういうのはオイラ好きですが、それならそれで最初からちゃんとコメディと割り切って作るか、それともハードなフェチアニメとして作るのかハッキリさせて欲しいなという気はしました。
 さて5巻目のエロのメイン部分は、ヒロイン2人のネチっこい百合プレイです。クンニあり乳吸いあり6−9あり貝合わせありと、百合の一通りを見せてくれるので、そういうのが好きな方には良いと思います。
 前巻に比べると作画も非常に向上しており(ていうか前巻がひどすぎた)、安心して見ていることが出来るのも良い点だと思います。と言っても原作の絵とは比較にならないのでしょうが・・・
 5巻目の「抜ける度」は2とします。
(彩雲11型)


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