姉妹いじり 後編
ストーリー・調教師、岩城俊二は、とうとう妹、美紅の処女を奪った。彼女は、好意を抱いていた俊二への失望感や雌奴隷として生きていかなければならない今後の自分の進路に対する絶望感に満たされ、内心苦悶していた。一方で、姉の紫は種々の調教の成果により雌奴隷としての立場をわきまえ始めていた。ひたすら男の体を求める彼女からは以前の彼女の面影は微塵も感じられない。最初はかなり抵抗していた美紅も徐々に俊二との姦淫を受け入れるようになっていた。そこで、調教は次の段階へと進む。
・前編と同様にアニメとしての出来は最悪である。なんとこのアニメ、最初の10分弱を美紅の心理葛藤に割いている。2、3分なら許せるだろう。しかし、アニメの3分の1を美紅の心の叫びだけで済ましてしまうのはさすがに視聴者をなめてはいないか。次のクライマックスの3Pでさえ静止画を多発するというおそまつさである。バニラ作品であるから、アニメのレベルが低いの仕方無いのだろう。それでも低いなら低いなりにいかにエロく見せるか創意工夫しなければならないはずだ。表情は良く描かれているのだから、何とかなりそうだったものを、非常に残念である。 こんな欠点だらけの作品でも、最後のシーンは良くまとまっている。調教師の俊二はなんと調教されている女、紫にこともあろうか恋をしてしまい、彼女と駆け落ちしてしまう。組織からは逃げられるべくもなく、結局最後は二人とも心中してしまう。残された美紅は、組織の他の連中に逃げ出さぬよう強力な薬でも打たれたのか、自分の姉の存在すらすっかり忘れて、まるで廃人のようになってしまった。物語はここで終幕を迎える。少し強引で、ありきたりな悲劇ではあるが、俊二を演じている声優の表現力が折紙付なことも手伝って、なかなか感慨深いフィナーレに仕上がっている。しかしながら、やはりエロ目的でこのアダルトアニメを観賞すれば、十中八九馬鹿を見ることになるだろう。抜ける度は1である。(りぷとー)
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