人心遊戯2
ストーリー・雇われ調教師となった草薙は順調に仕事をこなしていた。元令嬢の佐奈も運命を受け入れ、自ら快楽を求めるようにさえなっていた。姉妹のペットを欲しがるクライアントのため、草薙は佐奈の義妹、奈津美を罠にかけ、共に調教してしまおうとする。
・シリーズ物の第2巻です。 今回のお話しは、1巻目でヒロイン的立場だった佐奈ちゃんの義妹も調教の対象となるというのが眼目です。 この義妹はおっとりしたメガネっ娘でして、都会的な美人である佐奈ちゃんとのキャラ対比も際立っていますし、姉妹強制レズ(義妹ですが)とか美味しいネタが出るのではないかと期待が膨らみます。 しかし見てみてガッカリ。てんで期待はずれでした。 まず佐奈ちゃんは前巻から結構調教が進んだようで、調教場所となっている豪華クルーザーの中でエロエロハッピーライフを満喫中です。つまりすでに堕ちきったようなノリで、それは別に良いのですが、堕ちた彼女を言葉責めしたりという演出は欲しかった気がします。被虐エロなんでしょうから、楽しくオメコする様子ばかり映されても興醒めです。 奈津美ちゃんは清純そうな雰囲気が良いのですが、エロシーンはほとんどなく、彼女をだまくらかして調教場所へ連れてくる陰謀劇が延々と描かれます。非常に退屈。そんなの言葉だけで説明してさっさとエロに行って欲しくなります。ヤクザ屋さんがバックにいるのだから、チョチョイとさらってくれば済むことでしょうに。 ラスト近くくらいはエロラッシュになるかと思えばそれもなしです。どころか草薙は、「調教の運命を受け入れるかどうか2人でよく相談してくれ」などと言い出します。ノンビリするにもほどがあるぞ。エロならエロやってください。 結局佐奈ちゃんと奈津美ちゃんは調教を受け入れますが、草薙はその2人の肩を抱き、「オレも借金漬けだが、必ず抜け出してやる。3人で頑張ろう!」とか何とか言って仲良く決意を固めるシーンで「続く」。オイオイ、何のアニメなんだよこれ!(^^) まあ何と言いますか、ストーリーを見せたいならストーリーを面白くする、そうでないならエロまっしぐらという、メリハリの効いた作品作りをしてもらいたいものです。これでは続きを見たいという気になりませんよ。 ちなみに作画は1巻に続いてまあまあです。「抜ける度」は1.5。(彩雲11型)
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